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アメリカで薬剤師として働くために必要な手続き
これまでのまとめとなりますが、日本人が米国の薬剤師免許を取得するには、日本の大学の薬学部を卒業後、
外国人向けの薬学試験(FPGEE: Foreign Pharmacy Graduate Equivalency Examination)、または専門大学院博士課程(Pharm.D.)に入学し、インターンを経験してから米国薬剤師試験に合格しなければなりません。さらっと書ける割に、その道のりは厳しいといえます。
その他にTOEFL 550点以上、TSE 55点以上(会話テスト)も必要とされています。米国の薬剤師免許は州毎に取得方法が微妙に異なっていますので、自分が滞在する予定の州の情報をしっかりと取得する必要があります。
大学入学に必要なものは完全に記入された願書、高卒の証明書、銀行の残高証明書(収入証明)、推薦状、過去の成績(大学留学なら高校時代の成績、大学院留学なら大学時代の成績)、TOEFLの点数(500~550点が理想的)、エッセイ、過去の主要な業績を伝える履歴書あるいは経歴書 などです。加えて難易度の高い学校になどでは、SATまたはACTなどの共通テストの成績表も要求されます。
具体的なアメリカの薬学部への入学の流れは、成績や内申書、推薦書など書類による評価を受けたうえで45分程度の面接を受けます。そこで日本で学んだ科目が認められれば、入学後の履修科目数は少なくてすみます。
入る学校が決まれば、今度はアメリカに入国して長期滞在するための手続きです。
大学院、大学、コミュニティーカレッジ、語学学校等(いずれも認可された学校であること)への留学生は非移民ビザの中の「F-1」というビザの取得をすることになります。ビザは日本にあるアメリカ大使館に対して申請しますが煩雑なため、また自分で申請しにいく時間がもったいないといわれる方には「代行業者」に依頼するのもひとつの手です。
アメリカ薬剤師になるまで、厳しく、人によっては長い道のりとなるかもしれませんが、その分やりがいは多いといえるでしょう。
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