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  5. 薬剤師の転職・就活に役立つ!業界研究 まとめ

薬剤師の転職・就活に役立つ!業界研究 まとめ

薬剤師だろうと、どんな仕事でも就職活動には欠かせない業界研究。

業界研究とは、自分が就職したいと希望する業界の全体像を把握することです。

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例えば、その業界が社会のなかでどのような役割を担っているのか、将来性はどうなのかといったことを調べます。

 

これが就活の何に役立つのかというと、

  1. 自分がやりたいと思う仕事をその業界で実現できるかどうかが分かる
  2. 自分の能力や長所が活かせるかどうかを把握する

そして、この2つを通して、明確で説得力のある志望動機を練ることができるようになります。

採用担当者や面接官にその会社で働きたいという熱意を伝えるためには、説得力のある志望動機が欠かせません。だから、就職活動には念入りな業界研究が必要なのですね。

 

今回は、就職活動に向けて業界研究中の薬剤師のために、【薬剤師業界の就活に役立つトレンド情報】をご紹介していきます。

 

薬剤師のための業界トレンド情報

それでは、薬剤師の転職・就職に最も関連の深い4つの業界である、

  1. 病院業界
  2. 調剤薬局業界
  3. ドラッグストア業界
  4. 医薬品メーカー業界

について見てみましょう。

 

1. 病院業界のトレンド

病院業界の現在

厚生労働省による医療施設動態調査(平成27年2月末概数)によると、平成27年2月における医療施設の総数は178,016施設(病院:8,492施設、一般診療所:100,744施設、歯科診療所:68,780施設)と報告されています。

平成5年の病院数は9,844施設、一般診療所は84,128施設であることから、今日までの約20年の間に、病院は約14%の減少一般診療所は約20%増加したことになります。

また、医療費についてみてみると、厚生労働省による医療費の動向(平成26年度)より、平成26年度の医療費は前年度に比べて約0.6兆円増加して40.0兆円前年度と比べた医療費の伸び率は1.8%と報告されています。

※参照

 

病院業界の今後について

団塊の世代が後期高齢者になる2025年に向けて、今後ますます介護・医療費等の社会保障費の増加が懸念されています。

そのため、医師・看護師などの人材や、薬剤・医療機器などの限られた医療資源を有効活用することを目的に、軽症の患者さんは地域のかかりつけ医である診療所が担当し、悪化・重症化した患者さんを病院で担当するという役割分担がさらに活発化すると考えられます。

 

2. 調剤業界のトレンド

調剤業界の現在

厚生労働省による厚生統計要覧(平成26年度)によると、平成25年度の薬局数は57,071施設。前年度に比べて約2.3%増加したと報告されています。

いわゆる医薬分業率を示す処方箋受取率は、日本薬剤師会の平成26年度の報告によると68.7%とされており、前年度の67.0%に比べて1.7%の増加となっています。

また、平成27年に厚生労働省により実施された第20回医療経済実態調査によると、前年度の保険薬局の収益の柱と言える「保険調剤収益」は179,359千円で、全前年度180,865千円から-0.8%の伸び率となっています。

 

調剤業界の今後について

病院業界と同様に、団塊の世代が後期高齢者になる2025年に向けての改革がすすめられています。

今後、地域の保険薬局に求められていることは、国民の健康寿命を延伸させるための健康の維持増進や、疾病の予防・早期発見のためのサポートです。

処方せん調剤のみではなく、例えばOTC薬・サプリメントの販売食生活・禁煙・心の健康などの相談の受付や情報提供などが求められます。

さらに、保険薬局は、今後ますます増加する被介護者を地域で療養するための在宅医療の受け皿となり、かかりつけ薬局・健康サポート薬局として地域医療に貢献することが必要になりそうです。

※参照

 

3.ドラッグストア業界のトレンド

ドラッグストア業界の現在

経済産業省によると、2015年3月の全国のドラッグストア数は13,434店舗と、前年度に比べて586店舗増加したと報告されています。

また、日本チェーンドラッグストア協会が実施した全国調査によると、2014年度の全国のドラッグストアの総売上高は前回比1%増の6兆679億円(推定値)。過去最高を更新したことが明らかになりました。

成長は鈍化しつつあるものの、小売業界全般が不景気の影響で売上げが低迷しているなか、順調に成長を続けているといえそうです。

 

ドラッグストア業界の今後について

大手を中心に積極的な出店が続いています。店舗の規模は大型化がすすみ、中小型店が減少する傾向にあるようです。

競争の激化にともない、各社とも経営力の強化に注力しており、小規模のドラッグストアを吸収合併し、経営効率や購買力を向上させようとする動きが活発化しているようです。

 

4.医薬品メーカー業界

医薬品メーカー業界の現在

製薬協に加盟している外資系製薬メーカーを含む会員会社数は2016年1月現在で72社
2014年の国内市場の売上げランキング上位10位は以下の通りです。

  • 1位:武田薬品工業
  • 2位:ファイザー
  • 3位:アステラス製薬
  • 4位:第一三共
  • 5位:MSD
  • 6位:中外製薬
  • 7位:大塚ホールディングス
  • 8位:田辺三菱製薬
  • 9位:サノフィ
  • 10位:ノバルティスファーマ

製薬メーカーCSO最新動向(MRBiZ)より

なお、上位20社のうちプラス成長は6社のみと報告されており、製薬メーカー業界は、現在、厳しい逆風に立ち向かっている状況であることが伺われます。

厚生労働省が発表する薬事工業生産動態統計調査においても、2013年における国内の医薬品生産金額は前年度に比べて1.2%減と報告されています。

高齢化にともない、成長を続けていた国内市場でしたが、2012年、2013年は連続でマイナス成長となりました。

その理由のひとつは、大型新薬の特許切れ

もうひとつは、政府主導のジェネリック医薬品の使用促進策による影響とされています。

 

医薬品メーカー業界の今後について

2014年の新薬メーカーの順位は例年と比べて大きな変化は見られませんでしたが、今回初めて、上位20位にジェネリック医薬品メーカーである日医工がランクインしました。

2020年までに後発品シェア80%の政府目標が掲げられていることを考えると、今後もしばらくジェネリック医薬品メーカーの躍進が続くことが予想され、ジェネリック医薬品メーカーにとってはチャンスが訪れているといえそうです。

海外の製薬メーカーでは生き残りのためにM&Aが活発化していましたが、2014年にはM&Aで巨大化を続けて来ていたファイザーがアストラゼネカの買収に失敗

今後は、産官学連携バイオベンチャーの買収なども選択肢に含めたうえで、各社独自の方法で業績を伸ばし、生き残りの道を模索していくことになると予測されているようです。

 

業界研究を活かして仕事を探そう!- 業界の最新情報の集め方 –

このように業界研究を行うと、その業界の現状や将来性が浮き彫りにすることができます。

もし、自分が働きたいと思っている業界の成長が低迷しているようだったら、事業の縮小などにともなって、自分が実現したいと考えている仕事を任せてもらえなくなる可能性があります。

最悪の場合、せっかく就職したのに経営破綻して会社がなくなってしまうということもあるかもしれません。

ですから、自分のやりたい仕事を長く実践し続けることができる職場を見つけるためにも、就活の際にはしっかり業界の最新動向を把握しておく必要があるといえます。

 

では、どのようにして業界の最新動向を収集すれば良いのでしょうか。

以下に、業界の最新情報を得ることのできる情報サイトをご紹介しますので、ぜひ就活に役立ててください。

薬剤師がよくチェックしている、業界の最新情報を得ることができる情報サイト

1. 日刊薬業

日本国内の製薬産業、医薬品流通、薬務行政、医療関連団体の動向など医療・医薬品産業に関わる情報を速報する医薬品産業の総合情報サイト

https://nk.jiho.jp/servlet/nk/top.html

2. 日経DI

薬剤師の日常業務やスキルアップに役立つ情報を提供するサイト。日経ドラッグインフォメーション(日経DI)編集部による記事を中心に、薬局薬剤師や病院薬剤師の執筆するコラムも多数。

http://medical.nikkeibp.co.jp/inc/all/di/

3. 薬事日報

医薬品産業総合紙「薬事日報」は、全国の主な薬局、薬店、病院、診療所、医薬品製造、卸売業者、関係官庁、大学、関係団体などの医療関係者に購読されている。内容は薬事行政、経済、商工業動向、医療、学術の報道、解説、統計、評論など全般にわたり、読者の高い信頼を得ている。

http://www.yakuji.co.jp/

 

※ 当サイト【ファーマシストライフ】のチェックもぜひ、お忘れなく!

 

業界研究の結果、将来性のある薬剤師の職場の実際の求人情報をピックアップ!

それでは最後に、業界研究の結果をもとに、将来性のあると思われる薬剤師の職場について、実際の求人情報のなかからオススメをピックアップしましたので、どうぞ!

 

1. 業界ベスト10入りのドラッグストア(東京都千代田区)

ドラッグストア業界ベスト10にランクインする大手薬局チェーンで安心感があります。
経営企画・人事・研修・学術担当等にキャリアアップして活躍することが可能です。

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※参照: リクナビ薬剤師

 

2. 業界ベスト3に入る調剤薬局(東京都中央区)

さすが業界大手というべき充実の研修。メーカーによる店舗研修(月1回程度)、服薬指導勉強会(月1回程度)などの研修が行われています。
育休・産休もとりやすく長く働き続けたい女性薬剤師も安心して働けます。

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※参照: マイナビ薬剤師

 

3. 全国展開する大手調剤グループの薬局(東京都練馬区)

スキルに合わせた研修や福利厚生が充実した求人です。
そのほか、キャリアアップのためのバックアップ体制も整っており、業界大手ならではの手厚い待遇を受けることができます。

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※参照:薬キャリ

 

おわりに

薬剤師に関わりの深い業界の最新動向をみてきました。
充実した仕事をし続けるためには、将来性のある企業に就職することが欠かせません。

そのためには業界研究をしっかり行い、その業界の現状や将来性を常にキャッチするようにしましょう。

とはいえ、情報を集めるのって意外と手間がかかって大変だよ!
今はインターネットが発達している分、情報の取捨選択は以前より難しくなっている気がするよね。
そんな時には、薬剤師の向けの転職サイトのコンサルタントに聞くといいよ。評判の良い紹介会社なら業界に精通しているので最新の業界情報を自分で調べるより早く、詳しく教えてもらえるよ。

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都内の調剤薬局に勤務中。

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