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  5. 雇われる側も知っておくべき、薬剤師の人材採用について

雇われる側も知っておくべき、薬剤師の人材採用について

調剤薬局にお勤めの薬剤師なら、経営者の方から、あるいは上層部の方から

「派遣はお金がかかるんだよ・・・」
「紹介会社へ求人出してもなかなか見つからない・・・」

といった人件費に関わる話を聞いたことも多いのではないかと思います。

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今回は、薬剤師を採用する際に、採用側が利用する求人媒体や人材紹介会社の仕組みについて、見ていきたいと思います。

人材紹介会社の成果報酬システム

医療業界の中にいると井の中の蛙となってしまい、薬剤師は希少価値だから雇用するのが高くつくんだなあ・・・なんて思ってしまいます。

しかし、実はこれは「勘違い」です!

薬剤師を専門とする紹介会社の報酬は
≒ 【紹介した求職者の予定年収】 × 20〜25%
が相場と言われています。

一方、世間一般の人材紹介会社の報酬は、
≒ 【紹介した求職者の予定年収】 × 30〜35%
と、言われています。

例えば、予定年収が500万円は、

  • 薬剤師: 500 万円 × 0.2〜0.25 = 100〜125 万円
  • 一般: 500 万円 × 0.3〜0.35 = 150〜175 万円

1000万円の場合は、

  • 薬剤師: 1000 万円 × 0.2〜0.25 = 200〜250 万円
  • 一般: 1000 万円 × 0.3〜0.35 = 300〜350 万円

このように見ると、どの業界でも紹介会社への支払いは高く設定されているということがお分かりいただけるかと思います。薬剤師だから高くつく!というわけではないのですね。

 

そもそも、人材採用とはお金のかかること

多くの企業は人材採用のためにお金をかけている

日本でも有数の有名企業では、求人広告を出さずとも多くの優秀な人材は集まってきます。しかも、その倍率は100倍以上!大々的な求人広告を目にすることはありません。

しかし、これはあくまで例外で、多くの一般企業では「求人している」ことを公式に表明し、欠員を埋める方法をとっています。

人を採用するということは、企業にとっては非常にお金がかかることなんです。

企業はお金をかけて、募集をします。こうした募集情報は新聞の折り込み求人チラシや求人サイトに広告として掲載されていますね。

募集方法はいろいろありますが、薬剤師採用のための広告掲載料金の相場について、どれくらいかかるものなのでしょうか?

 

薬剤師求人 紙媒体への掲載料金 相場

紙媒体の代表はフリーペーパーや求人雑誌です。具体的には、タウンワーク、フロム・エー、ユメックス、とらばーゆなどが挙げられ、根強い人気があります。

フリーペーパーの求人広告

7cm×9cmサイズで相場は3万円程度です。

これに新聞折り込みの求人広告を追加すると有料で1〜20万円
もちろんこれは掲載1回毎のお値段です。

有料求人雑誌への広告

『雑誌のネームバリューと発行数、販売サイズによる』と言われていますが、相場はだいたいフリーペーパーの3倍くらいと言われています。

薬剤師求人 インターネット媒体への掲載料金 相場

最近ではインターネット上の求人情報が大半を占めています。その形態はいくつか種類があり、掲載料金もそのシステムに準じています。

クリック課金型広告、ソーシャルメディア広告

相場は1クリック10〜500円で、一定期間対象広告がクリックされる毎に課金されるシステムです。

掲載型広告、記事広告(ネイティブ広告)

相場は50〜100万円といわれており、掲載媒体の知名度によってバラつきがあるようです。媒体の広告枠部分や記事広告として、こちらも一定期間掲載されます。

プレスリリース

この形は、月額で1〜20万円が相場といわれています。

 

このように求人媒体の費用相場をみると、たった1回の掲載で平均的に20〜50万はかかると考えてよいかと思います。

これらの求人媒体のデメリット

企業側にとって採用活動の負担が大きい

広告掲載後は求職者からの応募があれば、
人事課による書類審査 ⇒ 面接 ⇒ 採用の流れ となります。

書類選考を行って、技能テストを行って、面接まで行ったとしても、履歴書の印象と違う!何人面接しても採用にならない!!というケースは多々あり、その間、事務処理にかなりの時間と手間をとられてしまいます。

採用担当者の方に、採用以外の仕事もある場合、これはそう簡単な仕事ではありません。

ニーズに合った応募者を採用できるとは限らない

広告を掲載し募集をかけても企業ニーズに合った応募者が来てくれる確率は低いといわれています。

更に、ようやく採用が決まり、いざ仕事を開始してもらったら、履歴書に書かれてあった技能がまるで身についていない!という悲惨な事態も…。

ある調査によると、

パソコンを使う仕事の採用面接で、面接官が「ワード・エクセル等、最低限パソコンは使いこなせますか?」と質問したら、ほぼ全員が「できます」と答える。

しかし、実際仕事が始まってみると、そのうちの8割は求めている技能に達していない。

との報告があります。これは

  • 面接官の「できる」というレベル
  • 求職者の「自分はできる」というレベル

この2つの認識は全く違うという、わかりやすい例かと思います。

これでは、採用側はもちろん、求職者側も本当に不幸です。

 

どうすれば、企業は良い人材を探すことはできるのか?

企業側に好まれているのは成果報酬型の転職エージェント

多くの企業では、ただ単に求人媒体に広告を掲載した採用方法は、時間も手間もかかり非効率なため、少々金銭的負担があっても転職エージェントといわれる人材紹介会社を利用する、という流れになってきています。

特に、広告登録が無料で、採用が決まった場合に支払いが発生するという成果報酬型の転職エージェント場合、企業側の採用リスクを最低限にしてくれるということで、企業側に好まれています。

さらに、求職者のスクリーニングは紹介会社へ任せることが可能で、人事課による事務的処理に時間と手間が取られるないということもあり、利用している企業は多いようです。

 

まとめ

会社は1人の従業員を確保するために、人件費だけでなく福利厚生など、目に見えない多額の費用を投資しているということがお分かりいただけたと思います。

成果報酬型の転職エージェントは広告登録企業が多く、求職者にとっても、より多くの求人情報が得られる上に、マッチングしてもらった上で仕事を紹介してもらえるという大きなメリットがあります。

この辺りのことを知ってから、転職活動をするのとしないのとでは、意識の面でだいぶ違ってくると思いますよ!

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