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調剤薬局への転職活動 事前の準備とそのポイント
転職活動の目標は、”自分の希望にあった職場に転職すること”です。
これは薬剤師の転職でも当然いえることで、職場が調剤薬局でも企業でも、”自分の希望にあった職場に転職する”という目標は同じであると思います。
しかし、転職活動は薬剤師の日々の仕事とは全く異なるため、自分の力だけで何とかなるものではありません。
より良い職場に転職したいと思うのは皆同じなので競争相手もいます。また、転職活動を始めたとしても、思わぬ障害や問題が起きて転職活動を続けるのが困難になったり、トラブルのためにやる気を失ったりすることもあります。
このような理由から、転職活動の目標を達成するためにはしっかり事前準備をしておくことが重要なのです。
ここでは、薬剤師が調剤薬局への転職をするときの準備とポイントをお伝えしていきますよ!
薬剤師が調剤薬局に転職をするときの準備とポイント
まずは転職活動の流れを見てみましょう。
- 紹介会社に登録する
- コンサルタントと個人面談をする
- 電話やメールでやり取りをする
- 面接用の履歴書や職務経歴書を仕上げる
では、順にポイントを見ていきましょう。
1. 紹介会社に登録する
連絡先は個人携帯とフリーアドレスで
まずは紹介会社に登録します。これは5社を目安にするとよいでしょう。大手を2~3社、中小を2社ほど選びます。登録すると、直後から電話やメールでレスポンスがあります。
ここでの注意点は 連絡先として伝える電話番号です。間違っても会社から提供されている携帯電話や勤務先の人と共通の電話番号を伝えてはいけません。
必ず個人所有の携帯番号を伝えるようにしましょう!
またメールアドレスは、転職活動用に新しくフリーアドレスを作ることをおすすめします。
2. コンサルタントと個人面談をする
この個人面談は、紹介会社によってさまざまなスタイルがあります。
新型コロナ流行以前は個人面談は必ずと言ってもいいほど行われてきましたが、緊急事態宣言発令前後から密を避けるために実施されない事が多くなってなってきました。
個人面談実施の有無は転職エージェントの社内規定に左右されますが、今まで通り、仕事帰りに指定の場所までコンサルタントが足を運んでくれるケースが多くあります。
勤務先の近くは禁物!
紹介会社には、転職をサポートしてくれるコンサルタントさんがいます。登録後は個人面談をして希望の条件などを伝えることになります。
この個人面談は、紹介会社によってさまざまなスタイルがあります。在職中の場合、仕事帰りに指定の場所までコンサルタントが足を運んでくれるケースが多くあります。一方すでに離職している場合は、自分が紹介会社に行って個人面談をします。
在職中の方は、コンサルタントと会う場所に注意してください。仕事帰りで近いからといって、会社の近くや最寄り駅などを指定しないようにしましょう。
履歴書は、不要な時でも準備しておくのが賢明
面談のときには履歴書が必要となります。これは事前に自分で作成したものを持参するケースの他、紹介会社が用意するフォーマットに記載するケース、コンサルタントがヒアリングをして作成するケースがあります。面談をする前に持ち物を確認しておくとよいでしょう。
3. 電話・メール・LINEでやり取りをする
やり取りをしながらコンサルタントとの相性をチェック
コンタクトを取ったコンサルタントがあなたの転職をサポートしてくれる担当者となります。
連絡方法にLINEを導入している転職エージェントが非常に多くなってきました。LINEは既読機能があるので急ぎの情報共有用として、メールは正式文書用としてなど区別して使用すると便利です。
電話やLINE、いろいろな連絡手段でのやりとりでコンサルタントとの相性のよさを確認し、信頼関係を築いていきましょう。自分と相性のよいコンサルタントとの出会いが、転職活動をスムーズにします。
4. 面接用の履歴書や職務経歴書を仕上げる
エージェントのサポートを受け、転職に有利な職務経歴書を仕上げる
コンサルタントとの面接後に、転職活動で使用する履歴書や職務経歴書を作成します。
大手の転職エージェントの中には職務経歴書の作成を得意としているところがあります。職務経歴書は自分を売り込むプレゼンテーションだといわれます。求人企業の中には、書類選考をして「会う」「会わない」の判断をするところがありますが、その判断基準は職務経歴書の内容なのです。
コンサルタントは転職活動サポートのプロ。求人企業が求める人物像や重視するポイントを熟知しています。それは普段の求人票作成のやり取りの中でさまざまな情報を入手しているからです。
できるだけ早い段階で、大手の転職エージェントの経歴書作成サポートを受けるようにしましょう!!
調剤薬局への転職活動 事前準備のポイントまとめ
転職活動をはじめるときは、
- 連絡に使用する電話番号とメールアドレスを準備する
- LINEを使えるとさらに便利
- 面談は仕事後にも設定可能。ただし勤務先の近くでは会わない
- 履歴書の準備が必要ないときも、簡単に作成して持参する
- 個人面談やその後のやり取りの中でコンサルタントとの相性を確認し、信頼関係を築いていく
- 早い段階で大手の転職エージェントの職務経歴書作成サポートをうける
おわりに
転職活動でこれは注意!やってはいけないマナー違反
在職しながらの転職活動で忘れてはいけないのは、自分には現在の勤務先があるということです。そのため、「勤務時間帯は携帯電話に連絡をしないこと」や「連絡はなるべくメールにしてほしい」など、事前にコンサルタントに伝えておきます。
また面談は遅い時間や電話面談にするなど様々な方法で対応してもらえます。遠慮せずに何でも相談してください。
事前に障害や問題を想定しておけば、実際にそうなった時にスムーズに対処できます。それに十分な準備をしておくことで、気持ちに余裕をもった転職活動もでき、希望の転職先に採用される確率も上がります。
それでも結果がでなかったら?それは自分にとって最適な転職時期ではなかったのだと思えばいいこと。まずは精一杯の転職活動をしてみましょう。
ただし、くれぐれも勤務先にバレないように、転職活動は秘密裏に実行しましょうね!
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