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薬剤師の転職 転職理由別の気をつけるべきポイント
薬剤師の転職理由は、本当に様々です。
女性が多いため、結婚、出産、子育てなど、ライフスタイルの変化による転職も多いです。
前向きな理由もあれば、不満が理由での転職も当然あります。
今回は、多くあげられる転職理由別に、転職時に気をつけたほうがいいポイントをまとめてみましたよ。
転職理由その1: 人間関係がイヤ
人間関係が嫌で、転職を考えているという人は、非常に多いです。
特に、薬局などの職場は、女性が多いことや狭い人間関係の場合も多く、人に合わせたり、干渉されたり、意見がぶつかったりなど、ちょっとしたことからトラブルになりやすいのです。困った人が一人でもいれば、空気が乱れたり、まきこまれたして働き辛くなることもあります。
しかし、残念ながら、ネガティブな理由になるので、はっきりと人間関係が嫌で辞めたということは、面接では伝えないほうがいいかもしれません。採用先は、「長く働いてくれるいい人」を採りたいと考えています。
人間関係が理由の場合、あなたにも問題が無かったか気になってしまいます。
また、すぐに辞められては困りますので、今のメンバーとうまくやっていけそうか、忍耐力があるか、コミュニケーション能力が低くないかなど、チェックの目が、あなたの人間性に対して厳しくなってしまう可能性があるからです。
ですから、不満を前面に出さず、他の前向きな理由を答えられるように準備しておいた方が良いでしょう。
また、どんな人が働いているのか、うまくやっていけるのか、あなたにも不安な気持ちがあることでしょう。可能な限り、職場見学をさせてもらったり、転職サイトのコンサルタントにお願いして雰囲気や社風などの情報を仕入れるなどの対策をとってから決断することをオススメします。
せっかく転職しても、前の職場以上の変わり者がいた!と泣くことの無いように…
転職理由その2: もっとお金がほしい
給料アップを目的に、転職を考える人も多いです。
薬剤師自体は、他の職種に比べたら給料は比較的良いと言われています。周りの人からも、「高給取り」のイメージを持たれていることが多いです。
それでも、細かい業種や、企業間、地域差などによっても異なります。
- 漢方薬局では時給は2000円に満たないことがほとんど…
- 調剤薬局でも管理薬剤師ではない一般薬剤師は年収450万…
- 病院勤務は残業代があるから、なんとか年収500万を越える…
という場合もあります。
転職サイトを見ると、年収700万、800万という見出しをよく見かけます。
思ったような給料がもらえない、昇給が望めないという不満があれば、もっと良い条件があるのではないか?もっとお金が欲しい!と転職を決意する人もいるでしょう。
しかし、楽して稼げる都合のいい話は、そうそうありません。
給料が高い案件には、それなりの理由があります。
例えば、、、
- 管理薬剤師や薬局長など責任の重い仕事である
- 朝から晩まで休む暇もないくらい忙しい。残業も多い
- 地方のため、人手不足で高い給料を提示しないと、人が集まらない など
責任のある仕事がむしろしたい!という意欲のある人や、地方勤務も問題なく頑張れる人には、やりがいもありますし、希望の求人が見つかりやすいでしょう。
しかし、今より仕事量は増やしたくないけれど給料は上げたい、とか、プライベートの時間は減らしたくないというような人は、希望の求人があるのかどうか、難しいかもしれません。
誰でも、給料は高いほうがいいなと考えるでしょうが、自分が求める条件に優先順位をつけて、じっくり考えてから転職活動に臨むことをオススメします。
転職理由その3: スキルアップしたい
スキルアップのための転職は、前向きな理由なので、十分にアピールしていくとよいでしょう。
その時のポイントは、自分は何をどう学びたいのか?どんな薬剤師になりたいのか?を明確にしておくことです。
例えば、、、
- 高齢化社会に対応していくために、在宅医療にいち早く取り組んでいる薬局で学びたい
- ドラッグストアで接客を学んだが、将来自分の薬局を開業したいので、教育体制の整った調剤薬局で本腰を入れて学びたい
- 入院患者への対応で、西洋医学だけでなく予防医学の重要性に気づいたので、漢方について学びたい
というような、今までの自分の経験やスキルを生かしながら、更に何を、なぜ学びたいのか自分のストーリーがしっかりしていないと相手に伝わりにくいです。
スキルアップという言葉は使いやすい便利な言葉ですが、「視野を広げるために、新しい仕事に挑戦したい」という気持ちと、「今の仕事に飽きたから、新しい仕事をやってみたい」という気持ちでは、明らかに差が出てしまいます。
また、目標がしっかりしていないと、ちょっとしたことで挫けてしまう可能性もあります。
薬剤師の認定制度も充実してきており、より専門性の高い薬剤師が求められる時代になってきていますので、スキルアップを望む薬剤師も多くなっています。
コンサルタントに相談して、自分の良さを最大限に生かし、成長できる転職先をみつけましょう。
おわりに
以上、多くあげられる転職理由別に、気をつけるポイントをまとめてみました。薬剤師の皆さんの転職に役立てば幸いです!
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