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薬剤師の副業(ダブルワーク) 成功の秘訣とは?
副業(ダブルワーク) とは『本業のほかに、かけもちで仕事をすること』を指します。
メインとなる仕事とは別に、スキルアップや収入アップのために、休日や勤務外の時間を利用し、他にも仕事を持つパワフルな薬剤師がいるようです。
今回は、薬剤師のダブルワーカーの成功例を紹介するとともに、薬剤師が副業をする際に気をつけるべきポイントや、オススメの求人についてご紹介します。
薬剤師 3人に聞きました! 副業(ダブルワーク) 体験談
薬剤師にも副業をしている人がいます。いったいどのような経緯で副業をするに到ったのでしょうか。今回は3人の薬剤師に話を伺うことができました。
1. 病院勤務 Aさん(男性・40代)の場合
地域の中核病院で働くAさん。
薬剤部の役職についており、調剤業務や当直業務などの薬剤部におけるルーチンワークのほか、病棟のカンファレンスへの参加、後進たちの指導や、学会への参加などで忙しく、充実した毎日を過ごしています。
理由: プラスアルファの収入のため
仕事は忙しいけれど楽しいというAさんですが、ただひとつ困っているのは収入のことだといいます。
こうした理由からAさんは、収入アップのために病院が休みの土日を利用して副業を開始する決意をしました。
結果: 収入アップに成功した!
収入アップに加え、知識とスキルの向上という思わぬ副産物を得て、副業に対するやりがいを感じているといいます。
2. メディカル関連制作会社勤務 Bさん(女性・20代)の場合
メディカル関連制作会社勤務のBさんは、調剤薬局を経て現職へと転職し、念願だった編集職につくことができました。
理由:現職に役立てるため
調剤薬局の仕事とは違い、クライアントのもとへ出かけたり、取材に行ったりと外回りの仕事も多く、イキイキと働いているBさん。
さらに、将来結婚・出産してママ薬剤師になり、もし調剤薬局へ転職する可能性を考えると、ブランクがなるべくない方が良いだろうとも考えたといいます。
そこで、Bさんは本職に調剤薬局での経験を活かすために、会社が休みの日を使って副業をすることを決意しました。
結果:クライアントを喜ばせる提案をすることができた!
Bさんは、副業先の調剤薬局で患者さんと接することを通し、患者さんのニーズをうまくとらえた企画をクライアントに提案。クライアントである製薬メーカーの担当者にも、上司にも喜ばれたといいます。
3. 調剤薬局勤務 Cさん(女性・40代)の場合
調剤薬局に勤務しているCさんは、前職でも調剤薬局に勤務していました。けれど、どうも今回の調剤薬局もCさんには合いません。
理由:次の転職先を探すため
現在勤務している調剤薬局では1日に150枚の処方箋を受け付けており、これを4人でまわしています。
患者さんが集中する10時から13時頃は、待合室で立ったまま待っている患者さんもいるほどで、とにかく1分でも1秒でも早く、正確に薬を渡すことが最優先される状況です。
でも、私はもっと、ひとりひとりの患者さんにじっくりと向き合っていきたいんです…」
そこでCさんは、次の転職先にと考えているいくつかの調剤薬局で副業して、自分に合う調剤薬局探しをすることにしました。
結果:理想に近い職場を見つけ、転職に成功した!
Cさんは本業の調剤薬局での勤務を続けながら、何件かの調剤薬局での副業を通して、理想に近い職場を見つけ、転職に成功しました。
本業の調剤薬局は、シフト制のお休みだったこともあり、副業先の調剤薬局における色々な曜日の様子が見られたことも良かったといいます。
薬剤師が副業(ダブルワーク) をする際の注意点
このように副業とひとくちにいっても、その人によりさまざまな理由があり、多様な働き方があるのです。
副業のメリットは、現在の収入を確保し、安定した生活を保ったまま、さまざまな職場を見ることができる点にあるともいえます。「スキルアップや収入アップのために、自分も副業をしてみたい」と思っている方がいるかもしれませんね。
でも、ちょっと待ってください!副業の職探しを始める前に、必ず確認しなければならないことがあるんです。
それは、現在勤務している会社で副業が許可されているかどうかを確認することです。
公務員や管理薬剤師については副業は法律で禁止されていますが、それ以外の場合でも、会社によっては、副業によって本業における仕事のパフォーマンスが低下するなどのリスクを懸念して禁止にしているところもあります。副業を開始する前には必ず就業規則などで、兼業の可否を確認するようにしましょう。
また、がんばりすぎて体調を崩すことがないように体調管理に留意するなど、どちらの職場にも迷惑をかけない配慮をした働き方をすることが大切です。
例えば、
- 週休2日の1日だけを副業に充てる
- 週休2日の2日とも出勤するなら半日ずつ勤務する
- 祝祭日のみ勤務する など
副業を始めたい方は、こんな風に本業とうまくバランスをとって実践するとよいでしょう。
副業(ダブルワーク) を考える薬剤師におすすめの求人とは?
今回紹介した3人のように、薬剤師が充実した副業を実現するには、どのようにして副業先を見つければ良いのでしょうか。
薬剤師の資格を活かした副業先を探すには、薬剤師の求人を豊富に取り扱っている求人サイトを利用するのが一番の早道です。
さて、どのような求人案件あるのか見てみましょう。
1. 日曜日も勤務可能な調剤薬局(東京都新宿区)※2015年12月時点
派遣での勤務が可能です。特筆すべきは日曜日も勤務が可能なこと。
日曜日も働ける薬局は少ないので、本業が土日休みで、この両日は目一杯働きたいという方には魅力的な案件ではないでしょうか。
また、夜遅くまで営業しているので、本業が終わった後に、2~3時間だけ働きたいという副業を希望する方にも最適です。
※薬キャリより
2. e-ラーニング環境が整っている大手調剤薬局(東京都北区)※2015年12月時点
土曜日営業で、パートや非常勤という形での働き方が可能です。
認定薬剤師資格を取得するためのe-ラーニング環境が整っているそうなので、副業を通してスキルアップを目指したい方におすすめです。
※マイナビ薬剤師より
3. 駅近で東洋医学が学べる漢方薬局(東京都台東区)※2015年12月時点
アルバイトやパートでも勤務可能な漢方薬局です。
東洋医学に興味がある方のスキルアップに最適な副業先でなないでしょうか。駅から近いので本業との両立が忙しいダブルワーカーにもぴったりです。
※リクナビ薬剤師より
おわりに
自分の目的やライフスタイルに合った副業先を見つけよう!
さまざまな副業の仕方についてご紹介してきました。
その方がなぜ副業したいのかという目的や、ライフスタイルによって、働き方はさまざまです。
薬剤師の働き先は豊富ですから、薬剤師の求人情報に特化した転職サイトなどを利用して、ぜひ自分にぴったりの副業を見つけてくださいね。
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