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専門薬剤師と認定薬剤師
薬剤師の中でも、特定の医療分野において高度な知識と技術・経験を積む薬剤師の資格として「専門薬剤師」「認定薬剤師」があります。
薬剤師そのものが専門職ですが、さらに専門分野に特化した薬剤師ということです。
認定制度のある認定薬剤師・専門看護師
現在認定制度がある認定・専門薬剤師は以下の通りです。
● 認定薬剤師
- 感染制御認定薬剤師
- がん薬物療法認定薬剤師
- 精神科薬物療法認定薬剤師
- 妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師
- HIV感染症薬物療法認定薬剤師
● 専門薬剤師
- 感染制御専門薬剤師
- がん専門薬剤師
- 精神科専門薬剤師
- 妊婦・授乳婦専門薬剤師
- HIV感染症専門薬剤師
専門看護師、認定看護師になるには
専門薬剤師、認定薬剤師になるには次のようなステップを踏まなければなりません。
- 一般薬剤師
- 講習、症例、試験により認定薬剤師へ
- 学会発表、学術論文、試験を経て専門薬剤師へ
例) がん専門薬剤師の場合
がん専門薬剤師の場合、まずは認定薬剤師になる必要があります。そのためには、3ヶ月の研修を受けることが必須で、研修修了者には日病薬(社団法人日本病院薬剤師会)が行う講習を受講し試験に合格することで「がん薬物療法認定薬剤師」として認定されます。
がん薬物療法認定薬剤師を取得したら、次のステップとしてがん薬物専門薬剤師の認定条件をクリアしなければなりません。条件には、がん領域に関する学会発表や学術論文があり、がん薬物療法認定薬剤師よりもさらに専門性の高い試験に合格することで、ようやく「がん専門薬剤師」として認定されます。
他の専門薬剤師もほぼ同じステップを踏むこととなりますが、詳しくは「日本病院薬剤師会」のホームページで確認してみてください。
専門薬剤師・認定薬剤師の仕事
では、専門薬剤師や認定薬剤師は具体的にどのような仕事をするのでしょうか?
例) 感染制御専門薬剤師の場合
感染制御専門薬剤師の場合、感染症について研究も大事な仕事のひとつです。
昔に比べ、現代は衛生環境も整い感染症の発生はかなり低くなっていると思われがちです。しかし、現代人は病気に対する抵抗力も昔の人に比べて弱くなっているため、感染症の発生率は増えています。ですので、こうした感染症の発生をどうすれば抑えることができるのかを研究します。
また、病院などの医療機関では、感染症専門医、インフェクションコントロールドクター(ICD)、感染管理看護師(ICN)、その他の感染制御専門家(ICP)などのメンバーで構成される感染制御チーム(ICT)の中で、消毒薬や抗生物質などの専門知識を生かし、患者さんの治療や感染症の予防、時には臨床現場への緊急介入などが仕事となり、一般の薬剤師では行えない重要な役割を果たします。
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