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ファイザーの「エスタブリッシュ」 医師5割が認知 知るきっかけはMR

【引用ニュース】

ファイザーは8月7日、m3.com会員の医師と薬剤師644人を対象に、エスタブリッシュ医薬品の認知度について調査を行い、その結果を発表した。それによると、医師の約5割、薬剤師の約9割が知っていた。知るきっかけのトップはいずれもMRだった。ただ、「詳しく知っている」のレベルになると、医師は1割未満、薬剤師では2割未満にとどまる。

エスタブリッシュ医薬品は、「医療現場で長く使われている標準的な治療薬のことで、特許期間が満了した先発医薬品(長期収載品)と後発医薬品(ジェネリック)が含まれる。同社が提唱したもので、定着を図ろうとしている。

(2012年8月8日 ミクスOnline)

http://www.mixonline.jp/Article/tabid/55/artid/43002/Default.aspx

 

MRの存在意味を確認するかのような結果ですね。

9割の薬剤師がエスタブリッシュ医薬品のことを認知していて、そのきっかけがMRだったというのですから、5割の医師に比べても薬剤師にとってはやはりMRの存在は大きいように思えます。

ただ、MRの中には怠慢なのかどうだか、インターフェロンが販売中止になった時にも、2週間近く経ってやっと顔を見せたと、薬局薬剤師の友人から聞いたことがあります。

メーカーに苦情の電話を入れたら、「ドクターに先に伝えてからと思っていたものですから」と言われ思わずムカッとしたと言っていました。

反面、仕方ないかぁ・・・実際に調剤するのは薬剤師だとしても、薬を選ぶのは医師でもからねぇ・・・などと納得もしたのですが(苦笑)。

とは言え、やはり薬剤師にとってMRの存在はとても重要です。

ただ認知の方法として、「製薬会社のセミナー、説明会」が病院薬剤師では2位になっているのに、薬局薬剤師には入っていないということが気になりました。

病院薬剤師と薬局薬剤師の仕事内容の違いも考えれば仕方のないことだとすれば、その分、薬局薬剤師は自らの研鑽がより必要だということを改めて感じたニュースでした。

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