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薬の授業、試行錯誤 中学で今年度から義務化
【引用ニュース】
医薬品の種類や飲み方、副作用を学ぶ「くすり教育」が今年度から全国の中学校で義務化された。法改正などに伴いコンビニの店頭で手軽に買える薬が増える中、正しく使うための知識や判断力を身につけさせることが狙いだ。新しい学習分野だけに、学校現場では試行錯誤が続いており、専門家らが授業をサポートする動きも広がっている。
(2012年7月5日 日本経済新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO43393540U2A700C1NNSP01/
このニュース、とてもいいです。ぜひ、みなさんも全文を読んでみてください。
私自身はあまり学校薬剤師との接点はないのですが、彼等、彼女等の活躍が手に取るようにわかります。
ここで取り上げられているのは東京の東洋英和女学院ですが、3年前からこうした授業を取り入れているそうです。
印象的だったのは、薬を飲む際になぜコップ1杯の水で飲まなければならないのか?の理由を教える実験。
ゼラチン製の空のカプセルを生徒たちに配り、「水が少ないと食道で止まって溶けてしまい、本来溶ける場所の胃や腸まで届かない」ということを、実験を通し体感させる授業です。
確かに、私たち薬剤師にとってはあまりにも当たり前になってしまっていることも、子どもたちの保護者である親=大人たちは、正しく理解していないことが多いのでは?と改めて感じました。
現に、薬を飲む際、お水以外のお茶や炭酸飲料で飲んだことがある子どもたちが実に多く、小学生が43%、中学生が42%になると記事に書かれてあります。
つまり、親から「なぜ水で飲むのか?」ということを教わっていないということですよね。
こうした授業が義務化されるのはうれしいですが、ぜひ、「義務的」な授業にならないよう学校薬剤師のみなさん、応援してますッ!!
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