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事故防止でアルマールの名称変更を承認
【引用ニュース】
大日本住友製薬はこのほど、高血圧症治療薬アルマール錠5/錠10の販売名について、一般名のアロチノロール塩酸塩錠5mg「DSP」/錠10mg「DSP」へ変更する承認を12日付で厚生労働省から取得したと発表した。同薬については、サノフィ・アベンティスの糖尿病治療薬アマリールと販売名が類似していることから、医師の処方ミスや、薬剤師の薬剤取り違えによる医療事故事例、ヒヤリ・ハット事例が報告されており、大日本住友はこれまでも注意喚起文書の配布や、PTPシートデザインの変更などの対策を行ってきたが、さらなる対策として販売名の変更に至ったという。
(2011年1月17日 医療介護CBニュース)
いやぁー、このニュースに多くの薬剤師がホッとしたことだと思います。
どう考えても、「アルマール」 と 「アマリール」、似すぎていますよね。
先日、朝のテレビ番組「○ッ○リ」の男性司会者が
「要は薬剤師が取りちがえなければいいだけのことです」というような、
かなり乱暴な言い方をしていて、とても腹立たしく思えました。
確かに、どんなに似ている名前であっても、間違えなければいいのです。
当たっています。
でも、人間だから間違えることはあります。
今回、アルマールからアロチノール塩酸塩錠5mg「DSP」/錠10mg「DSP」へ
名称変更の承認が降りたってことですが、
そもそもアルマールじゃなきゃいけないわけではなかったのでしょうから、
それならば、最初から間違えにくい名前のほうがいいに決まっています。
とは言え、それでもまだ類似した名称はあるし、
完全になくすことはできないかもしれませんよね。
でも、横暴な発言をする先ほどの男性司会者のように、
「薬剤師が注意すりゃ―いい」で片付けてしまうのではなく、
医療事故を未然に防止するという体制を、
業界全体で進めていくのは実に素晴らしいことだと思います。
久し振りに、とても嬉しいニュースでした。
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