薬剤師の病院転職は本当に難しい?未経験から病院薬剤師を目指すポイント

診療報酬改定により、病棟に薬剤師を常駐させることで加算がとれるようになったため、積極的に病棟業務を行う薬剤師のいる病院が増えてきました。

そして、病棟に薬剤師を配置すると人手が足りなくなってしまうため、求人を出す病院も増えています。病院薬剤師を狙うなら、転職のチャンスは今という気がしますね。

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今回は病院勤務の特徴をお伝えするとともに、病院薬剤師 未経験の方のための病院の選び方や求人の探し方について、アドバイスをしていきます。

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面談力に定評あり! 薬剤師登録数 No.1! 他職種を視野に入れた
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病院・
クリニック
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ドラッグストア232638165189
ドラッグストア
(OTC)
6445951715
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2022年9月7日現在

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上記データはファーマシストライフのデータ調査チームが独自調査したものです。 ※一部の表内で表示される”該当なし”は検索項目なし、”掲載なし”は公開求人でヒットなしを意味します ※「業種」内の指標”企業”について、マイナビ薬剤師では業種「臨床開発モニター(CRA)」「治験コーディネーター(CRC)」「臨床開発(QA、QC、DM、統計解析など)」「学術・企業・管理薬剤師」「薬事」「営業(MR、MS、その他)」で調査しております ※「こだわり条件」内の指標“高年収”、“大手”については転職サイト各社の公開求人の検索項目をもとに調査しております(“高年収”…マイナビ薬剤師「年収500万円以上可」、薬キャリ「年収600万以上」、ファルマスタッフ「高給与(600万円以上)」、リクナビ薬剤師「高額給与」)(“大手”…マイナビ薬剤師「店舗数30以上」、薬キャリ「大手(50店舗以上)」、ファルマスタッフ「大手チェーン」、リクナビ薬剤師は検索項目なし) ※「こだわり条件」内の指標 “漢方”については、リクナビ薬剤師では業種「漢方薬局」、その他の転職サイトではフリーワード「漢方」で調査しております。

薬局勤務と比較! 病院勤務の特徴とメリット・デメリット

メリット1 : 職場で様々な職種の人々と関わる

薬局勤務と病院勤務の一番の違いは、処方介入相談応需などにおける、薬剤師以外の職種の方々との関わりの多さでしょう。

医師看護師など、病院勤務では他職種の方々と全く関わらない日は1日もありません。絶えず様々な職種の方々とコミュニケーションを取りながら仕事を進めていきます。

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薬局勤務だと、どうしても職場のコミュニティが狭くなりがち…。一方、病院勤務であれば、職場仲間が多く、刺激的で張り合いのある毎日が過ごせそうですね!

メリット2 : 業務の範囲が広い

また、業務範囲の広さも、病院勤務の特徴と言えるでしょう。

注射調剤(混注業務)は病院らしい業務ですね。そして最近は、病棟での業務がトレンドとなっています。

ピッキングなどの調剤業務は機械化がますます進み、これからはより一層病棟での業務が増えていくでしょう。

病院での薬剤師の業務は多岐に渡っており、仕事量も膨大ですが、従事した仕事の分だけやりがいも大きいです。

メリット3 : 高度な薬学知識を求められる

薬剤師は薬について、実に様々な知識を求められます。

添付文書、インタビューフォームに載っている程度の情報は、タブレット端末やパソコンを使用して検索すれば、医師も病棟にいながら簡単に調べることができます。

それらを使っても不明なことは薬剤師に直接聞いてくるため、求められる知識や業務の難易度は高くなりますが、その受け答えが一番勉強になります。

また、薬剤師認定制度においても、現状は病院薬剤師がメインの認定資格が多く、スキルアップを目指すなら病院勤務の方が有利になるでしょう。

デメリット1 : 給与や福利厚生は薬局勤務より低め

しかし、一方で給与は薬局勤務の方が条件が良いのが現状です。

薬局勤務と病院勤務では給与が2倍近く違うことも珍しくはありません。

特にドラッグストアに勤める薬剤師と病院勤務の薬剤師の給与の差は大きく違います。

もし高額の給与を求めるのであれば、病院薬剤師への転職はあまり得策ではありません。福利厚生面でも薬局勤務の方が手厚く選択肢が豊富です。

薬剤師が薬局から病院への転職を考える際に、待遇が薬局より劣っているのは、転職することに対して慎重になってしまう要因の一つではないでしょうか。

給与は低めの傾向があるようですが、学べることが多く、スキルアップをしていきたい薬剤師にとっては病院勤務は魅力的ですね。
医療チームの一員であることを実感できるのも、病院薬剤師の大きなメリットと言えそうです。

薬剤師の病院転職は本当に難しい? -転職で魅せるあなたの魅力-

そんな病院勤務ですが、一度も病院での勤務経験のない薬剤師が病院へ転職することは難しいという意見を多く見受けますが、実際はどうなのでしょうか。

たしかに一度も薬剤師免許を使わずに一般企業で何十年も働いてきた、という人は難しいかもしれません。

しかし、例えば調剤薬局に勤めていた、ドラッグストアでOTCの販売に従事していた、一般企業であっても製薬会社で学術として仕事をしていた、MRだった、などという人であれば転職を成功させることは不可能ではありません。

大切なのは、自分の強みを把握することと、その強みを活かせる病院を見つけることです。

どんなに良い条件の人であっても、病院が提示する条件と合わなければ採用はされません。まずは自分についてよく知ることから始めましょう。

薬局勤務の経験がある薬剤師のアピール術

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それではここで、実際に病院に応募書類を送ったり、面接を受けたりする上で、今までのスキルをどう活かしたら良いか、薬局勤務の経験を例にお話しましょう。

薬局は、地域の患者さんがたくさん訪れる場です。病院で処方されたお薬を実際に受け取るのは、ほとんどの場合薬局でしょう。患者さんとのやりとりは、病院の薬剤師よりも優れていることもあるはずです。

まだまだ病棟業務は始まったばかりで、最近から病棟業務を始めたという病院やこれから始めるために人員を確保したいという病院がほとんどです。そのような病院の場合、あなたのその患者さんとのコミュニケーション能力は必ず強みになるはずです。

また薬局でたくさんの処方箋を見てきたという経験も役立つでしょう。これからは、より専門的な内容に関わりたい処方介入にもっとチャレンジしたいということをアピールしていくと、今までの経験をベースに病院で活躍をしたいという意欲が感じられて好印象です。

病院薬剤師 未経験のかた必見!薬剤師が転職で成功するための病院選びのポイント

1. 病院の特徴をつかみ、やりたいことを明確にする

病院によってその特徴は様々です。これらの3つの視点から病院の特徴をつかんでいきましょう。

  • どの分野の診療に力をいれているか
  • 専門資格を取得できるか
  • 病院の種類や形態はどうか

まず、総合病院であっても力を入れている診療科は異なるため、自分の興味のある分野の勉強が出来る病院を選ぶことが重要です。

こんな業務がやってみたい、こんなことが勉強してみたいということは、病院を探す前に必ず確認しておきましょう。

専門資格の取得も視野に入れておくと良いでしょう。例えば、がん感染症について勉強できる環境であり、これらの認定資格を得られる施設であることも決め手になります。

病院の種類や形態

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また、病院の種類によっても業務の内容はかなり違ってくるので注意しましょう。

病院の種類や形態はいろいろありますが、大きく次の4つに分けることができます。

  1. 一般病院
  2. 専門病院
  3. 療養型病院
  4. ケアミックス病院
1. 一般病院

初めて病院薬剤師になる場合は、特におすすめします。
急性期医療や病院薬剤師業務の基礎を、バランス良く身につけることができます。

2. 専門病院

専門分野に特化した病院です。精神科病院・結核病院・感染症病院などがあります。

3. 療養型病院

高齢者医療や介護分野に興味がある方におすすめします。

病状が安定している高齢者が多く入院しており、入院期間が長く、処方内容の変化も少ないため、一般病院に比べると負担が軽く、ゆっくり患者さんに向き合うことができます。

4.ケアミックス病院(一般病床+療養型病床など)

異なった形態の病床が組み合わされており、幅広い分野を勉強することができます。

病床の組み合わせやその比率について、情報収集しておきましょう。

例えば、急性期回復期の両方の病棟がある病院であれば、急性期で入院された患者さんが回復し、状態が安定して回復期病棟に移った後も経過を追えるため、1つの症例に最後まで長く関わることができます。

このように、病院を選ぶ際には、病院の特徴を把握し、やりたいことを明確にしておくことが大切です。

これを怠ると、病院に入ってから「こんなはずじゃなかった」と感じ、また転職活動を繰り返すことにもなりかねません。

面接でも、「やりたいこと」=「志望動機」は重要なポイントです。これらはよく整理し、意見をまとめておきましょう。

2. 中小病院を攻める

いわゆる大病院は高度急性期医療を担う病院がほとんどで、最先端の医療を学べたり、たくさんの採用品目があり自身のスキルアップのための条件が豊富です。

しかし、大病院は採用条件が厳しく、中途採用は行っていなかったり、任期が決められている病院も多く存在しています。つまり薬局から転職する場合はあまり現実的ではないのが正直なところです。

もし病院への転職を考えるなら、中小病院を探すことをおすすめします。

3. 病院見学は忘れずに

病院の内部情報の確認は必須項目です。病院を決める前に、必ず病院見学に行きましょう。転職サイトや病院のHPだけでは、内部までは見ることが出来ません。

きちんと自分の目で見て確認することが必要です。納得して選ぶためにも、忘れずに行いましょう。

より詳しく病院の内部を知りたい方は、人材紹介会社のコンサルタントに相談して、職場見学させてもらいましょう。

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薬剤師の病院求人の探し方

病院への転職の意志が固まり、自分の強みや特徴が把握できたら、次に行うのは求人情報の収集です。自分が興味を持った病院をどんどんチェックしましょう。

しかし、求人を探すと言っても、具体的にどのように探したらいいか迷う方も多いかと思います。そこで、いくつか例をご紹介しますので参考にしてみてください。

1. 「働きたい病院」が決まっているなら、自分で探す

気になる病院のホームページにある採用情報をチェック

働いてみたい病院が具体的に決まっている場合は、その病院のHPを直接みるのが一番手っ取り早い方法です。

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大抵の病院ではWebサイトがきちんと用意されており、そこに採用情報も載せられています。募集要項など詳しく載っていることも多いので、まずはそちらを確認するのが良いでしょう。

たまに採用担当の連絡先のみが載せられているという場合もあります。やりとりや面談に自信がないときには転職サイトの利用がオススメです。

2. 「働きたい地域」が決まっているなら、病院薬剤師会で探す

地域の病院薬剤師会の求人欄をチェック

地域の病院薬剤師会のHPにも求人は多数載せられています。求人情報は定期的に入れ替わっており、中途採用の募集が多い印象です。

働きたい地域が決まっているひとは、地域の薬剤師会の求人欄を探すのが便利かもしれません。

3. 「働きたい条件」が決まっているなら、転職サイトで探す

病院の求人情報に強い転職サイトに登録する

勤務条件から探すなら、転職サイトに登録するのが一番効率良く幅広い求人から選ぶことが出来るでしょう。転職サイトの特徴はなんといってもその求人情報の多さです。

はっきりとした希望がなかったり、どんな病院を選べばよいかわからない場合は、まずは転職サイトに登録してしまいましょう。コンサルタントが付いてくれることも多く、相談しながら病院選びをすることが可能です。

実際の病院薬剤師 求人

実際に転職サイトに掲載されている求人の中から、おすすめの求人をピックアップしました。ぜひ参考にしてください。

目黒区にあるケアミックス病院での薬剤師求人

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こちらはケアミックス病院です。状態の安定した患者さんが多いと想定され、落ち着いて病棟業務が行いたい、初めてなので忙しい病棟は不安、といった方におすすめできます。

17時終業で残業もほとんどなく、日・祝は固定休です。年収も400万円以上と、病院の給与としては良い方ではないでしょうか。

※参照:マイナビ薬剤師

おわりに

病院で薬剤師として新たな一歩を!

薬局で働いていた人は病院に転職できない、という考えは何も知らない人の意見です。

実際は求人もありますし、転職をしている薬剤師も決して少なくありません。きちんと対策をすれば、きっと自分にあった病院に転職出来るでしょう。

薬局の薬剤師から病院の薬剤師にチャレンジしたいと考えている薬剤師さんが新たな一歩が踏み出せますように。

病院薬剤師は、調剤薬局の薬剤師に比べて給与が低いのが、ちょっとな…。

けれど、調剤薬局の仕事よりも学べることは多くて、患者さんにもより深く向き合うことができるわ。
病院薬剤師のやりがいは十分あるわね。
病院薬剤師の経験は必ず活かせるよ。自分に合った病院を見つけて、病院薬剤師にチャレンジしてみてもいいんじゃないかな!
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現役薬剤師・エリコ

都内の調剤薬局に勤務中。

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