薬局・企業の薬剤師が病院に転職する際のポイント

医薬分業後、調剤薬局は増加する一方で、病院は1990年をピークにその数は減少傾向にあります。その影響は薬剤師の求人件数も表れており、調剤薬局の求人に比べて病院求人は圧倒的に少ないのが現状です。

これから薬局や企業などから病院へ転職を考えている方は、求人件数の少なさに驚かれるのではないでしょうか?

 

今回は、薬局や企業などから病院へ転職を考えている、そんな方々に病院への転職で選ぶべきポイントを紹介しますよ!

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ファルマスタッフ マイナビ薬剤師 薬キャリ リクナビ薬剤師
調剤薬局4,2594,2083,1651,046
病院・
クリニック
33239322854
ドラッグストア235891218285
ドラッグストア
(OTC)
620709145
企業941794939
東京の業種別の求人数

2022年5月11日現在

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上記データはファーマシストライフのデータ調査チームが独自調査したものです。 ※一部の表内で表示される”該当なし”は検索項目なし、”掲載なし”は公開求人でヒットなしを意味します ※「業種」内の指標”企業”について、マイナビ薬剤師では業種「臨床開発モニター(CRA)」「治験コーディネーター(CRC)」「臨床開発(QA、QC、DM、統計解析など)」「学術・企業・管理薬剤師」「薬事」「営業(MR、MS、その他)」で調査しております ※「こだわり条件」内の指標“高年収”、“大手”については転職サイト各社の公開求人の検索項目をもとに調査しております(“高年収”…マイナビ薬剤師「年収500万円以上可」、薬キャリ「年収600万以上」、ファルマスタッフ「高給与(600万円以上)」、リクナビ薬剤師「高額給与」)(“大手”…マイナビ薬剤師「店舗数30以上」、薬キャリ「大手(50店舗以上)」、ファルマスタッフ「大手チェーン」、リクナビ薬剤師は検索項目なし) ※「こだわり条件」内の指標 “漢方”については、リクナビ薬剤師では業種「漢方薬局」、その他の転職サイトではフリーワード「漢方」で調査しております。

ポイント1: 病院の規模は中小病院をメインに考える

大学病院・公立病院、大病院は採用医薬品数も多く、最先端の医療や治験など、勉強できることは山ほどありますが、その分、採用されるためには幅広い知識が必要とされます。

人気も高く、さらには年齢制限や任期期間が定められていることもあるため、中途採用は厳しい状況にあります。

一方、中小病院は求人件数が多く、採用条件も緩やかで中途採用に積極的です。

また、中小病院は薬剤師数が少ないため、短期間で病院薬剤師としての様々な業務に触れることができます。これは病院薬剤師として早く成長したい人にとっては大きな魅力ですね。

 

ポイント2: やりたい仕事、学びたいことを明確にしておく

転職先の病院・診療科目により、勉強できることは大きく左右されます。

そのため、 『病院に転職して、何を勉強したいのか』を明確にすることにより、病院を絞り込むことができます。

 

まず、病院の種類や形態はいろいろありますが、大きく次の3つに分けることができます。

一般病院(精神科病院・結核病院・感染症病院以外の病院)

初めて病院薬剤師になる場合は、特におすすめします。
急性期医療や病院薬剤師業務の基礎を、バランス良く身につけることができます。

専門病院のように「循環器科が有名」「糖尿病外来に力を入れている」など、特徴のある病院もありますので、病院について情報収集をする際には、診療科についても詳しく調べてみるといいでしょう。

療養型病院

高齢者医療や介護分野に興味がある方におすすめします。
病状が安定している高齢者が多く入院しており、入院期間が長く、処方内容の変化も少ないため、一般病院に比べると負担が軽く、ゆっくり患者さんに向き合うことができます。

ケアミックス(一般病床+療養型病床など)

異なった形態の病床が組み合わされており、幅広い分野を勉強することができます。
病床の組み合わせやその比率について、情報収集しておきましょう。

 

また、病院の業務内容により、身につけられるスキルも異なります。

以下の点について、興味のある方は事前に確認してみましょう。

  • 注射調剤(混注業務)の有無
    患者さんごとにセットするだけでなく、混注業務を行っている病院では、実際の取り扱いや混注手技を学ぶことができます。
  • 電子カルテの有無
    薬歴と同様、カルテにも紙の場合とパソコンの場合があります。
    紙カルテに比べ、電子カルテは患者さんの状況把握に優れます。
    検査値や画像がリアルタイムで確認でき、服薬指導に活用することができます。
  • 専門薬剤師の育成
    病院薬剤師会が認定している、専門薬剤師資格取得に挑戦できます。
    取得したい資格がある場合は、その環境が整っているか確認が必要です。

 

ポイント3: 内部情報をよく確認する

入職してから、「こんなハズじゃなかった」などのミスマッチはよく聞く話ですが、新聞広告やハローワークでは、採用情報しか把握できないため、その情報だけを鵜呑みにすることは賢い選択とはいえません。

オススメの方法は、面接前に自分で実際に病院に行ってみることです。

調剤薬局と違い、病院の中に入ることは簡単です。患者として受診したことがある病院やお見舞いに行ったことがある病院は、雰囲気など感じるものがあるのではないでしょうか?

面接に来た薬剤師としてではなく、一般人として雰囲気や職員の表情などを観察してみて
ください。

一般病院を希望する場合は、特に、病棟をよく見学しましょう。また、急性期病床でも、実際には療養病床に近いような、高齢者が大半を占める病院もあります。

一般人として見学するのが難しい場合は、病院や人材紹介会社に依頼してセッティングしてもらうとよいでしょう。

 

病院への転職は人材紹介会社を上手く利用しよう!

薬剤師向けの人材紹介会社を利用することで、より細かい情報を得ることができます。

紹介所により、紹介できる案件数が違ったり、採用情報はあるけれど、詳しい内情を把握していないなど問題点もあるので、用途別に3~5社登録して比較するのもよいでしょう。

(病院への転職なら、医療機関のネットワークに強い薬剤師転職ドットコムもオススメです)

 

おわりに

病院へ転職する際は、自分が何を勉強したいのか明確にしておくことが特に重要です。

病院薬剤師の仕事は調剤薬局の薬剤師の仕事に比べ、給与が低く、休日が少ない等のデメリットがあります。

その一方で、調剤薬局の仕事よりも学べることは多く、医療チームの一員として勤務することで、医療に、そして患者に、より深く向き合い、薬剤師の職能を活かすことができるという大きなメリットがあります。

もしまた調剤薬局等に転職するということになったとしても、病院薬剤師の経験は必ず活かせますので、自分に合った病院を見つけて、病院薬剤師にチャレンジしてみませんか?

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管理人について

現役薬剤師・エリコ

都内の調剤薬局に勤務中。

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