新しい環境で働き始めたいという方、これから転職をしようと考えている方、転職活動は順調ですか?
ファーマシストライフのライターKAKUです。
気分を一新して、新しい職場で働こうと頑張っているのに、積極的すぎるキャリアコンサルタントさんにげんなりして、やる気をそがれたりしていませんか?
今回は、求職者と適度な距離を保ちつつ、しかもサポート上手な転職支援会社があるというのでお話を伺ってきました。
薬剤師向け 転職サイト【薬剤師転職ドットコム】には どんな特徴があるのか?
今回私がお伺いしたのは「薬剤師転職ドットコム」でお馴染みのメディウェルさんです。
こんにちは、薬剤師転職ドットコムのコンサルタント和智友香(わち・ゆか)です。
同じくコンサルタントの仙石直也(せんごく・なおや)です。
今日は転職活動で分からないことがあったら何でも聞いてくださいね。
ありがとうございます!
早速ですが、薬剤師向けの転職サイトがたくさんあるので、どのようなエージェントさんを通して活動すればいいのか迷っている薬剤師がいるかと思います。
そういった方々のために、薬剤師転職ドットコムさんが得意な分野や強みがあったら教えてください。
たしかにいろいろな会社さんがありますよね。では、まずは私たちメディウェルの特徴をご紹介しますね。
メディウェル コンサルタントの和智さんと仙石さんが考える
【薬剤師転職ドットコムさんの強み】
- 大手薬局チェーン アインホールディングスのグループ会社
- 医師の紹介事業や病院コンサルティング事業も行っているため、医療機関の求人案件が多い
- 初めての転職の方、他社を使った転職に不満のある方から強い支持を得ている
「病院に転職したい!」「初めての転職で不安…」「他社に不満…」そんな薬剤師さんは、メディウェルに相談だ!
病院の案件はかなり豊富だと思います。弊社にご登録いただいた求職者さまの中には「病院に強いと書いてあったので登録しました」と言ってくださる方もいらっしゃるんですよ。
他の求人サイトの病院案件の取扱い件数と比べてみても、負けないくらいの案件数を扱っています。
さらにメディウェルさんは、調剤薬局事業 業界最大手のアインファーマシーズを擁するアインホールディングスのグループ会社なのですね!?
恥ずかしながら、今日まで知りませんでした!
こうしたバックグラウンドを持っていらっしゃると薬剤師の働き方に理解があるように思えて安心です。
ありがとうございます。
そのバックグラウンドゆえ、医療機関・薬局との太いパイプには自信があります。
この密なつながりを活かし、求人票だけでは分からない現場の雰囲気・人間関係忙しさといった、求職者さまが本当に知りたい情報をお伝えできることが強みです。
きっと、そのおかげで初めて転職する方や他社を使った転職に満足が得られなかった方から強い支持を得ているのですね。
今まで、他の転職サイトを使ってみて納得のいく結果を得られなかった方は、メディウェルさんに相談してみると良さそうです!
しつこくなく、ガツガツしていないところが良い!メディウェルのコンサルタント
私自身転職エージェントさんを介して転職したことがあるのですが、頭を悩ませるのがコンサルタントさんとの距離感です。
ネガティブなお話になってしまって恐縮なのですが、まわりの薬剤師仲間に聞いても「連絡がしつこくて困る」と悩んでいる人が結構います。
単刀直入にお伺いしてしまいますが、御社はどうですか?
弊社のコンサルタントは「あまり強引じゃないところ」を求職者さまに評価していただくことが多いんですよ(笑)
その背景には、決して強引に転職活動を推し進めたりせず、お一人お一人のペースに合わせるように心がけていることがあると思います。
例えば私の場合、電話ではなくメールでのやりとりをご希望される方には、一切電話をしないようにしています。カウンセリングについても、面談やお電話などの手段を強制しません。
そうなんですね!
押せ押せ・ガツガツ営業モードのコンサルタントさんに、仕事探しのパートナーと言われても信頼できるのかな…と思っていたので、それを聞いて安心しました。
転職は、その方の人生において大切な転機です。慎重になって当たり前ですよ。
弊社のコンサルタントは、ただ求人情報をご紹介するのではなく、その方が転職をお考えになった背景、仕事だけではなく生活のことも鑑みて、これまで以上にプライベートも仕事も充実するためのサポートをしたいと考えています。
ですから、どうぞコンサルタントを信頼して、転職活動のサポートをお任せください。
このような”積極的すぎない点”は、求人を出してくださる求人募集者側からも評価されているんですよ。
そもそも弊社では、1案件を成立させたら担当コンサルタントに一定額の報酬が支払われるというインセンティブ制を導入していません。
業績に表れる数字は、一人一人の求職者さまと求人募集者さまに寄り添えた結果だという理念のもとで転職活動をサポートしているからです。
そのため、多くの採用担当者様から「今回もメディウェルさんで薬剤師さんを探したい」とお声がけいただくことが多く、その結果が質の良い求人情報として反映され、薬剤師のみなさまにお届けできていると自負しています。
このような御社のコンサルタントさんの転職サポートに対する姿勢が信頼感につながっているんですね。この信頼感が知人を介した紹介案件の多さにもつながる秘訣になっているのだと感じました。
そう思います(笑)ありがたいことに、弊社を通して転職した方が、ご家族やお友達を紹介してくださるケースが多数あります。私自身も娘さんとお母さんのお二人の転職のお手伝いをしたことがあります。
特に、”ご紹介キャンペーン”のような施策をせずとも、利用者さま間で弊社をご紹介をいただけるのは、弊社コンサルタントが薬剤師 転職者さまにしっかり寄り添ったサポートができたかどうかの結果で、それが薬剤師の利用者さまの信頼感の蓄積、醸成につながっているのだと考えています。
娘さんとお母さんお二人のサポートをなさるってすごいですね!求職者さんから寄せられる信頼の大きさが伺えるエピソードだと思います。
メディウェルさんの場合は、コンサルタントさんが営業成績やノルマなど、自分の利益中心で動くのではなく、求人募集者さんと求職者さんのミスマッチを少なくして、良い転職の機会を創出しようと考えているということがよく分かりました。
31歳・7回の転職歴があったのに、都内で「年収650万円」「土日休み」の転職を実現できた秘密
コンサルタントをなさっていると、叶えるのが難しい希望を提示する求職者さんも、なかにはいるんじゃないですか?
すごく難しかったけど、結果は転職大成功!というようなエピソードが、もしあったら教えてください。
私が最近担当したなかで、特に難しく、しかし、やりがいを感じたのは…
31歳で7回の転職歴があるAさんの案件ですね。
う~ん… 素人の私が聞いても転職歴が多い印象ですが、転職先を探すうえで、どんなところが難しかったのでしょうか?
転職を難しくしていた点は3つありました。
- 1つ目は、転職7回のうち、2回は転居なのですが、その他は「会社との体質が合わない・考え方が合わない」といったネガティブな理由で退職しており、次こそは長く勤められる職場を見つけたいとおっしゃっていたこと。
- 2つ目は、地方での年収と同レベルの年収を都内でも希望されていたこと。
- 3つ目は、土日休みという条件です。
年収やお休みなどの条件は求人票に載っていますし、タイミングよく案件があれば見つけられそうですが、「長く勤められる職場」という条件をかなえるのは難しそうですよね。この条件はどうやってクリアしたんですか?
今回は「トライアル」といって、ご就業予定の薬局で3日ほど、お試しで働いていただくことで対処しました。
このトライアルのおかげで、Aさんは「ここなら問題なく長く働いていけそう」と納得したうえで、転職を決めることができました。Aさんがこの薬局に就業が決ってから、すでに1年以上経ちます。
難しい条件にも関わらず、ミスマッチのない就業先をご紹介できて非常にやりがいを感じた案件です。
就業後の「こんなはずじゃなかったのに」というミスマッチを防ぐのには、トライアルという方法があるんですね。知らなかったです!
薬剤師さんの希望があれば、私どもの方から求人募集者さまにトライアルのご相談をすることができますので、ぜひお気軽にお申し付けくださいね。
「今度こそ失敗したくない」「長く働きたい」と考えている薬剤師さんは、トライアルを試してみると良さそうですね! 私も、もっと早く知っていればよかった。
…次に転職するときには試してみたいと思います。
ところで、他にも転職を成功させる秘訣って、あるんでしょうか?
例えば、
「小児科は大変だからNG」
「メンタル系の処方箋を受けているところは服薬指導が大変だから行きたくない」
「在宅をやっているところは残業が多そう」
薬剤師さんの間で、こういったウワサがあるからといって、実際に就業した経験がないのに 無条件で選択肢から外してしまうようなことです。
ああ、なるほど。私もメンタル系は一包化の調剤が多い気がしていたり、小児科は監査に気を引き締めなけらばならないよなあーと、初めから苦手意識を持っていて、避けてしまっていることがありました。
でも、たしかに固定観念があって、何も聞かずに特定の案件を除外してしまうと、自分の選択肢を狭めてしまうことにもなりますよね。
インターネット上に情報が溢れていますが、実際に勤務している方のお話を聞いたり、自らが体験してみたりした情報に基づいて検討なさったほうが、良い案件の情報を多く集めることができると思います。
もちろん、私たちコンサルタントも就業先の情報を多く持っていますので、お気軽にご相談を下さい。
固定観念を捨て、広く情報を集め、条件や希望に合うかどうか検討するためにコンサルタントさんに詳細を伺ったり、トライアルをしてみると、もしかしたら自分にぴったり合った掘り出し物案件が見つかるかもしれない、ということですね!
「今度こそ失敗したくない」「長く働きたい」と考えている薬剤師が
【転職を成功させる秘訣】
- コンサルタントさんを信頼して、自分の希望条件を正直に伝える
- 話を聞いてみて、気になる仕事があれば実際に勤務している人の話を聞いたり、自分で体験して、固定観念にとらわれず検討してみる
- トライアルができないか相談してみる
転職コンサルタントがこっそり明かす、これからの転職が有利になる薬剤師の条件
これから転職を考えている薬剤師さんに、転職活動が有利になる条件や準備しておくべきことなどがあったらこっそり教えていただけませんか(笑)
やはり認定薬剤師 資格でしょうか…。私はまだ単位取得中なんですよ。
やはり、持っているとポイント高いですか?
持っていない場合は「勉強して認定を受ける意欲があります」という姿勢を見せることが大切だと言えます。
求人募集者である薬局の経営者側も、自分たちの薬局を生き残らせるために必死です。会社の利益にならない人材よりは、会社に利益をもたらしてくれる人材を求めています。
認定薬剤師の認定を受けていて、将来かかりつけ薬剤師になり、会社の利益を生み出してくれる人材の方が有利です。
認定薬剤師となり、社会に求められる薬剤師になることもそうですが、柔軟性のある人物であることも大切ですよね。
そうですね。たとえば、臨床経験の豊富な薬剤師さんでも「私は今までこのやり方でやってきたんだから、このやり方が正しい」として譲らず、新しい職場のやり方に馴染めないような方だと、求人募集者側から敬遠されてしまうことがあります。
「自分のルールに縛られてしまっていて、うまく馴染めずにすぐに辞めてしまって困るんだよね」という採用担当者様の声をよく聞くことからも、柔軟性は転職成功の重要なポイントになると考えられます。
あとはなんといっても、笑顔でコミュニケーションが取れる方ですね。
薬剤師の転職のボリュームゾーンは30歳代、40歳代なんですが、50歳代で調剤未経験で保険薬局への転職を希望される方も、たまにいます。これは難しい条件ではありますが、それでも成功を手に入れている方もいます。
こういう方は総じて柔軟性があり、コミュニケーション力があって薬局にすぐに馴染み、円滑にチームワークを推進していけそうな方なんです。
薬剤師の転職市場では、決して、若くて高いスキルをもった薬剤師さんばかりが求められているわけではありません。適材適所で求めていると言えます。
若い薬剤師さんばかりだと高齢の患者さまが不安になってしまうため、ある程度年齢が上で、お年寄りの話を上手に聞けるコミュニケーション力の高い薬剤師さんがほしい!という薬局さんもあるんですよ。
なるほど。薬剤師としてのスキルや知識も必要ですが、笑顔で会話できて、薬局というチームでうまく力を発揮できる人であれば、たとえ50歳代で未経験の職種だとしても活躍できる場所があるということなんですね。
コンサルタントの和智さんと仙石さんが教えてくれた、
【これから転職を考える薬剤師必見の転職を有利にする3つの条件】
- 日本薬剤師研修センターの研修認定薬剤師の認定を受けていること
あるいは、認定を受けるための生涯学習を続けていること - 柔軟性があること
- コミュニケーション能力があること
薬剤師 転職には遅すぎるということはなく、いくつになっても天職を探すチャレンジできるのだということが分かり、未来が明るくなった気がしました!
メディウェルはこんな薬剤師の転職活動におすすめです
- 「今度こそ失敗したくない」「長く働きたい」と考えている人
- つかず離れずサポートしてくれるコンサルタントさんと自分のペースで転職活動をしたい人
もちろん、病院への転職を考えている薬剤師さんにも、おすすめですよ!
今日はありがとうございました。
では今回も、最後に、転職コンサルタントの方々に、薬剤師 転職市場を予想していただきます!
【転職コンサルタントに聞いた】どうなる?2017年の薬剤師 転職市場の予想
インタビュー中にも申し上げましたが、各薬局さんとも今後も生き残る薬局となるために会社への貢献度がより高い人材を求めています。
認定薬剤師の認定を受けるための生涯学習を続けるといった、会社にとって付加価値があり、利益をもたらす努力をし続ける薬剤師さんが、これからの転職には有利になると考えられます。
コンサルタントと適度な距離を保ちつつ、自分のペースで長く働ける職場を探してもらいたい薬剤師さんはメディウェルさんの「薬剤師転職ドットコム」の無料転職サポートに一度相談してみては?
※「薬剤師転職ドットコム」のクチコミは以下のページでご覧いただけます。
薬剤師 転職サイト【薬剤師転職ドットコム】の評判とは?
【KAKUのプロフィール】
ライター。薬剤師。派遣薬剤師歴4年のひよっこ。
臨床現場にあまり入ることができないので、日々新しくなる薬学の知識を補うために研修認定薬剤師を目指して勉強中。