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アメリカの薬剤師の給料
アメリカの薬剤師さんの平均年収はズバリ!1,100万円だそうです。
日本では男性で平均年収555.8万円、女性で平均年収:489.9万円ですから、ほぼ倍のお給料をもらっていると言えるでしょう。こんなに日米でお給料が違うのは何故でしょうか?
日本とアメリカの薬剤師の違い
日米でのお給料の大きな差の理由は、アメリカの医療保険制度や、薬剤師が持つ権限の違い、社会的地位の高さにあります。
医療保険制度
アメリカには日本のような国民健康保険制度がなく、医療保険には自分で加入しなければなりません。しかし、アメリカの医療保険料は決して安くはないため、国民の約60%は保険に加入していない状況です。
そのため病気やケガをした場合には、自費負担を強いられます。病院で医療を受ける場合、日本では考えられないような高い金額を請求をされることもあり、それにより破産した人も多く、アメリカの破産理由の第2位に上がるほどです。(ちなみに第1位はクレジットによる破産)
そのため、多くの人は病院や医者にかかろうとしません。薬局で薬を手に入れて、それで病気やケガを治そうとする人が日本では考えられないくらいに多くなります。そのような中では必然的に薬剤師の役割が重要となります。
薬剤師の権限、社会的地位
アメリカの薬剤師は薬の専門家であり、さらに薬の処方権を持っています。また、予防接種や健康管理に携わることもあるため、多くの人は薬局で薬剤師に症状を相談し、適切な薬を選んで処方してもらいます。
ホームドクターと同様な役割と任務遂行のために、アメリカの薬剤師は医者並の努力と勉学を積んでいます。
これらのことから、アメリカでは「薬剤師」は一番信頼のおける職業にあり、弁護士や医師を凌いで、人気職業ランキングのトップの座に輝いています。
日本の医療制度のように誰もが医療を受けることができない環境と、薬剤師の社会的重要性や医療人としての信頼性が、アメリカの薬剤師が高収入を得る事が出来る理由となっているようです。
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