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これからの薬剤師
日本は現在、歴史的な転換期のまっただ中にあると言えます。そんな中、薬剤師のあり方も変化していかざるを得ないでしょう。これからの薬剤師像を探ってみたいと思います。
平成23年、日本は東日本大震災という未曽有の災害に襲われました。現地にはたくさんの医療チームが派遣されましたが、とりわけ薬剤師の活躍が注目されました。
充分な設備もなく人材も不足している中で、薬剤師は被災者の健康維持や健康促進をサポートする役割を担っていたそうです。支援物資として集まった医薬品を仕分けしたり、診察や治療で多忙な医師に成り代わり、薬剤師が服用状況をチェックしながら患者へのアドバイスを分担しました。そこには従来には見られない薬剤師の姿がありました。こうした災害などの非常時に、医療チームの一員として積極的に働く姿もこれからの薬剤師の姿だと思います。
さて、この春(2012年)初めて6年制制度を卒業した薬学部の学生が社会にデビューします。6年制学部は従来と何が違うのでしょうか。まず、臨床教育に重きがおかれている点があげられます。5年次に病院と薬局で合計5ヶ月の実務実習を行う事になっており、実際に処方箋の受付、調剤、服薬指導を行います。また、コミュニケーション教育にも力が入れられて、ディスカッション形式の授業や、事例を想定し解決を導く問題解決型授業などを学びます。これら6年制の薬学教育を受けた薬剤師は、通常の調剤業務に留まらない幅広い分野に職域を広げていく事と思います。
近年は医療のIT化が進んでおり、ある薬局チェーンでは処方箋を電子媒体として管理する試みが行われています。レセプトコンピュータと連動し、薬剤師と患者・家族がWeb上でいつでも処方箋や薬歴を閲覧できるシステムですが、開発の中心となって活躍したのもその調剤薬局で働く薬剤師の皆さんだったそうです。こうしたIT化に積極的に関与していく事も、これからの薬剤師の姿と言えるでしょう。
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