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病院や薬局で使う英語
薬局に外国人の患者が訪れた場合、簡単な英語での会話が必要となる事があります。薬剤師ならではの英語には、どんなものがあるでしょうか?
まずは「処方箋」。
これはprescriptionといいます。
薬には大きく分けて「処方箋を必要とする医薬品」と「処方箋のいらない一般医薬品」がありますが、前者はprescribed drug、後者はover-the-counterすなわちOTC drugといいます。
次によく使う言葉は、「用法」「用量」でしょうか。
それぞれadministration、dosageといいます。
では用法・用量の簡単な言い回しを以下にあげてみます。
「1日3回毎食後1錠」 a tablet after every meal 3 times a day
「4~6時間おきに」 every 4 to 6 hours
「ある症状がでた時に(頓服)」 as needed
「充分な水と一緒に」 with plenty of fluid
患者の症状についての英語について、
一番使われる「熱がある」は、have a fever、have a temperatureなど。
「39度の熱がある」だとhave a fever of 39 degree Celsius。欧米では温度の単位に華氏(F,Fahrenheit)を使う事が多いので、摂氏(C,Celsius)を付けるとより正確に伝わります。
「痛み」には、2種類の表現があります。ひとつはそれぞれの部位にacheをつけるパターン。「頭痛」「歯痛」「腹痛」はそれぞれheadache, toothache,
stomachacheといった具合。もうひとつはsoreを使う場合。「筋肉痛」はsore muscles、「喉の痛み」は sore throat。
その他、いろいろな症状を以下にあげてみます。
「赤み」 redness
「腫れ」 swelling
「めまい」 dizziness
「眠気」 drowsiness
「しびれ」 numbness
「不快感」 discomfort
「あざ」 bruise
おや?この薬局に処方箋を持ったアメリカ人がやってきました。
処方箋には「1日3回毎食後、錠剤1錠・粉薬1袋を1週間分」とあります。
それでは、これを英語で伝えてみましょう。
「一週間分の薬です。1日3回毎食後に、錠剤1錠・散剤1包を服用してください。お大事に。」
This is enough medicine for 1 week.
Please take a tablet and a packet after every meals three times a day.
Please take care of yourself.
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