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良い薬剤師 悪い薬剤師
最終更新日:2013年4月13日 公開日:2011年11月30日
良い薬剤師、悪い薬剤師の基準は大雑把にいえば、患者さんに対し親身に接し、薬の専門家として的確なアドバイスをしてくれる人なのではないでしょうか。
患者さんに対し、「いつから、どんな症状なのか? 他に服用している薬やサプリメントはあるのか?」など、具体的にその方の症状やプロフィールを聞いた上で、用法用量や養生法をお伝えするのが薬剤師です。
それは、患者さんの状態を知らなければ、果たして医師の処方箋に間違いがないかを発見することができないからです。
「なぜ、医師がこの薬を選んだのか?」を見極めるのは薬剤師の重要な役目です。
ですので、処方箋を見て何の疑いもなく調剤するような薬剤師は、決して良い薬剤師とはいえません。
薬剤師に求められる倫理観とは
薬剤師倫理規定には、こうしたことを踏まえた薬剤師の理想ともいえる基準が“薬剤師に求められる主な倫理観”として以下のように記されています。
- 自らを律し、良心と愛情をもって職能の発揮に努める
- 生涯にわたり高い知識と技能の水準を維持するよう積極的に研鑽する
- 先人の業績を顕彰し、後進の育成に努める
- 広範にわたる薬剤師職能間の相互協調に努める
- 職務上知り得た患者等の秘密を、正当な理由なく漏らさない
この5つを読むと、優しくて愛情にあふれ、常に向上心をもって仕事に取り組み、後輩の育成や周りとの協力・協調を心掛ける薬剤師の姿が浮かんできます。
つまり、良心に忠実で奉仕の心を持った人こそ、薬剤師の理想像ではないでしょうか。
では、逆にどんな薬剤師だと理想から外れるのでしょう。
- 患者さんの秘密や悪口を、家族や友だちに話したり、平気で自分のブログやツィターに書いたりしてしまう
- 患者さんが薬の内容について質問をすると、横柄な態度で答えたり適当に答えたりする
- 妊婦さんや子どものそばでも平気でタバコを吸う
- 自分の健康管理ができず、すぐに体調を崩して仕事を休んでしまう
- 薬剤師として得た知識などを、気に入らない同僚や後輩には教えない
もしもあなたが患者さんだった場合、こんな薬剤師だったとしたらどうしますか?
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