薬剤師のお仕事マニュアル
薬剤師が日々の仕事で必要とする情報をまとめました。
薬剤師のお仕事マニュアル記事一覧
- 便秘に漢方薬
便秘を漢方薬で治療している患者さんは多いと思います。最も代表的な処方が大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)です。大黄と甘草の二味だけで作られた処方です。 大黄の成分であるセンナが入った錠剤を飲んだらお腹が痛くなると言う患者…
- 抗うつ剤について
抗うつ剤とは、ご存知のように「うつ病」に対して使用する薬です。三環系抗うつ剤・四環系抗うつ剤・SSRI・SNRIなど、色々な種類があります。 服薬するときの注意点なども多く、眠気や、胃腸障害、抗コリン作用、飲み合わせなど…
- 調剤薬局と漢方薬
漢方薬をメインに取り扱っている調剤薬局以外の薬局では、定期処方の1つに漢方薬があるというだけで、詳しく説明することも少ないと思います。 ただ、漢方薬を正しく飲んでもらうことで患者さんの生活の質が向上することを時々経験しま…
- 調剤薬局と医師
医薬分業が進み院外処方される事が普通になってきた昨今ですが、ではそれによってどんな変化がもたらされたのでしょうか。 これまで病院内にあった薬局が外部に出るという事は、経営的にも独立して採算を行うという事になります。例えば…
- 半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)
半夏瀉心湯は下痢によく使われる代表的な漢方薬の1つです。 最近、話題になっているのが半夏瀉心湯と抗癌剤の塩酸イリノテカンの併用です。 この、塩酸イリノテカンの副作用の1つが重篤な下痢です。この下痢の原因は、グルクロン酸抱…
- 抑肝散
近年、高齢化が進み認知症というものが身近な問題になってきました。 認知症に対しては今まではアリセプトが中心となって治療をしてきましたが、最近ではレミニール、イクセロンパッチ等の新薬も出てきて、今後の治療が期待されています…
- 薬歴から見えてくる薬局の質
薬局では患者一人一人に薬歴を作成します。処方箋に基づいて調剤した薬の服用指導が終了すると、処方内容を記入し薬歴簿に保存します。 薬歴を書くメリットですが、まず配合禁忌などの事故を防ぐことがあげられます。新しい薬に切り替え…
- 病院や薬局で使う英語
薬局に外国人の患者が訪れた場合、簡単な英語での会話が必要となる事があります。薬剤師ならではの英語には、どんなものがあるでしょうか? まずは「処方箋」。 これはprescriptionといいます。 薬には大きく分けて「処方…
- 医薬品の情報源
薬剤師の重要な役割のひとつに、医薬品情報の提供があります。 医薬品情報はDI(Drug Information)と呼ばれ、DIに関わる業務をDI業務(またはDI活動)と呼びます。DIは医薬品の開発から服用までの全ての局面…
- 薬剤師が販売できる薬
医薬品は、病院で発行された処方箋で購入する「医療用医薬品」と、処方箋が必要なく薬局で購入する「OTC医薬品」とに分類されています。 OTC医薬品とは「Over The Counter」の頭文字を取ったもので、カウンター越…
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