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  5. 高齢社会で薬剤師に求められる役割とポイント

高齢社会で薬剤師に求められる役割とポイント

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日本は、急速な少子高齢化の進行という問題を抱えており、今や、「超高齢化」に突入する勢いです。

超高齢化とは、65歳以上の高齢者の占める割合が全人口の21%をこえた社会のこと。
膨らむ医療費対策や健康保険制度の存続、介護施設や関わる人材の不足など課題が山積み状態です。

これらの問題に関して、薬剤師にはどのような役割が求められているのでしょうか。

高齢社会における問題解決のためのポイントとは

問題解決のために国も力を入れており、薬剤師も関わりのある現状のポイントは大きく2つあります。

  1. ジェネリック医薬品の使用推進
  2. 在宅医療への関わり

1. ジェネリック医薬品の使用推進

医療費削減対策として、ジェネリック医薬品の開発や使用が推進されています。医師の一般名処方記載も拡大してきています。

平成26年4月の調剤報酬改定では、「一般名処方が行われた医薬品については、原則として後発医薬品が使用されるよう、 患者に対し後発医薬品の有効性、安全性や品質について懇切丁寧に説明をし、後発医 薬品を選択するよう努める旨を規定する」と明記されました。

薬剤師の説明と確認業務が必須となり、複雑化する調剤業務に対応しなければなりません。

2. 在宅医療への関わり

同じく、平成26年の4月の調剤報酬改定では在宅薬剤管理指導業務の推進、環境の整備に重点が置かれたものになりました。

在宅医療に携わる薬局や人材がまだまだ不足しています。在宅医療の充実を測るため、24時間調剤対応できる薬局や地域医療への参画が求められています。

高齢社会において薬剤師に求められる役割とは

高齢社会で薬剤師に今後ますます求められる役割は、大きく3つあります。

  1. 在宅医療への積極的な関わり
  2. セルフメディケーションの推進
  3. 予防医療への積極的な取り組み

1. 在宅医療への積極的な関わり

患者が安全に質の高い在宅医療を受けることができるように、薬剤師が他の医療従事者と連携してチーム医療の行うことは必須です。

薬剤師は薬学の専門的な知識を活かし、調剤だけでなく情報提供や薬物治療の設計確認に関わり、質の高いファーマシューティカルケアを提供していけるようになることが強く求められています。

また、幅広い知識と経験を兼ね備えた人材が求められているため、「在宅療養支援認定薬剤師制度」も始まっています。

在宅医療に参画できない小規模な薬局は、今後淘汰されていく可能性が高いと考えられています。

2. セルフメディケーションの推進

日本人は、薬に頼りすぎな現状があり、薬局でも日常的に「単なる風邪で大学病院を受診」というようなケースが見受けられます。

とはいえ、OTCでいいのか?受診したほうがいいのか?という素人判断は危険です。
今はインターネットでも薬が買える時代…正しい知識のある薬剤師が指導を行い、適性使用を促し、副作用や濫用などのリスクも減らしていかなければなりません。

薬局薬剤師は一般用医薬品(OTC)の上手な利用を促し、医療用医薬品や医師に頼らないセルフケアの指導を行い、不必要な受診を減らすように努めていく必要があります。

3. 予防医療への積極的な取り組み

薬剤師の使命として「健康を増進し、発病を予防する」ことがあります。

高齢者が抱える慢性疾患のほとんどは、ライフスタイルの乱れが原因です。健康寿命を延ばすために、若いうちから予防・健康管理の知識を持つことが必要です。

そのため、保険薬局は、かかりつけ薬局として「薬以外の健康知識」の普及のための活動が求められています。具体的には、

  • 食生活改善指導
  • 運動指導
  • 禁煙指導
  • 健康セミナー
  • 啓発活動

などが挙げられます。

求められる薬剤師に必要こと

自分の強みを示し、向上心を持って学び続けること

薬局も薬剤師もルーチンワークや調剤をこなすだけの受け身の姿勢では通用しない時代になっています。さらに最先端医療や再生医療の進歩で、治療法も進化していきます。

時代の流れに対応し、専門性を高め、薬以外の予防の知識を身につけるなど、「自分の強み」を示せるように、向上心を持って学び続けなければなりません。

相手の立場で臨機応変に対応できる、高いコミュニケーション能力

そして、知識だけでなく高いコミュニケーション能力も必要とされます。
相手が患者や家族か、医療従事者か?でコミュニケーションの取り方には工夫が必要です。
なぜなら、患者や家族に専門用語を連発して説明しても伝わりません。

相手の理解度に合わせて、相手の立場に立って臨機応変に対応することが、円滑なチーム医療の推進に欠かせないからです。

 

薬剤師の活躍できる場は、ますます拡がっていくと考えています。
しかし、それも我々の努力次第。高齢化社会を支えるために、立ち止まらずに能力を磨いていきましょう。

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