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  4. 耳鼻咽喉についての代表的な治療薬・作用

耳鼻咽喉についての代表的な治療薬・作用

耳鼻咽喉とは、耳、鼻、咽喉のことを指します。
咽喉とは、首の一部の事で、頸椎の前方部分を指します。ちょうどのどぼとけや甲状腺があるあたりです。内部は咽頭と喉頭と言う部分から構成されていて、口の奥、食道と気管の上側にあたる場所になります。

咽喉の重要な特徴としては、飲食物が気管に入るのを防ぐ喉頭蓋と言うものがあり、食道と気管とを分けて、気管を通して呼吸が出来るように気道を確保しています。咽喉には、咽頭と喉頭のほかにさまざまな血管や筋肉があります。

耳鼻咽喉科では、鎖骨部分から上の脳と眼と歯と首の骨以外を診断・治療します。
なぜ、こんなにいろいろな器官を耳鼻咽喉科だけで診るのかと言うと、実は、これらが全て奥でつながっているからです。鼻と耳とのどの上の方は鼻の奥(上咽頭)で全てつながっています。
口腔と咽頭、咽頭と喉頭もつながっています。唾液腺は全て口腔へ続いています。
そういった理由で1箇所の病院で全てを診療したほうがよい訳です。

耳鼻咽喉内は粘膜でつながっています。粘膜は耳鼻咽喉の内面を覆った上皮細胞で、粘液は粘膜があるところに分泌される液体(唾液や鼻水)などです。粘液は2つの重要な働きを持ち、外敵からの侵入を阻止します。
1つは病原体を包み込み体外に排出する働きで、くしゃみや咳はその排出のための防御反応になります。もう1つは粘膜に付着した病原体を殺菌する働きです。

◆耳鼻咽喉についての代表的な薬と作用◆

■抗菌薬(内用)
細菌性の中耳炎などの場合に処方されます。抗菌作用で炎症を抑え腫れや熱を抑えます。

■マクロライド系抗生物質
アレルギー性の滲出性中耳炎などに対し、処方します。耳管の線毛運動を促進します。

■粘液調整薬
滲出性中耳炎に用いますが、滲出性粘液の排出を助けます。

■セファランチン
抗アレルギー作用を持つ植物由来の薬です。成人向けの滲出性中耳炎に使用します。

■抗菌点耳薬
中耳炎、外耳炎の治療に用います。抗菌用の点耳薬です。

■ステロイド点耳薬
抗炎症作用のある点耳薬です。中耳炎、外耳炎の治療に処方します。

■抗ヒスタミン薬(旧)
異常な免疫作用によるヒスタミン放出による炎症を抑えます。
くしゃみや鼻水などに速効性があります。

■抗アレルギー薬
アレルギー性鼻炎などを引き起こす様々な化学伝達物質の働きを阻害します。

■ステロイド配合薬
ステロイド合成ホルモンと抗ヒスタミン薬が配合された薬です。

■血管収縮薬
強い血管収縮作用があり、鼻づまりに速効性のある点鼻薬です。

■抗アレルギー薬
抗アレルギー薬が配合された点鼻薬で、アレルギー性鼻炎、血管運動性鼻炎などに有効です。

■ステロイド点鼻薬
ステロイド薬が配合されている点鼻薬です。抗炎症作用があります。

■特異的減感作療法薬(注射)
アレルギーの原因物質のエキスを注射して、徐々に体を慣らしていく方法です。

■消炎酵素薬
酵素反応で炎症を鎮めて腫れや鼻水などを抑えます。

■抗ヒスタミン薬(第1世代抗ヒ薬)
アレルギー反応に関わるヒスタミンの働きを阻害します。

■抗アレルギー薬(第2世代抗ヒ薬)
ヒスタミンH1受容体への結合だけを阻害します。

■抗アレルギー薬(遊離抑制薬、抗ロイコトリエン薬、その他)
アレルギーに関する化学伝達物質の生成や遊離を抑え、アレルギーが起こらないようにします。

■ステロイド薬
炎症が重症の場合に限り、導入療法として用います。

■配合薬
ステロイド薬と、抗ヒスタミン薬が配合されているお薬です。

■抗アレルギー薬(遊離抑制薬)
抗アレルギー薬が配合された点鼻薬で、花粉症などの予防になります。

■抗アレルギー薬(第2世代抗ヒ薬)
抗ヒスタミン作用をもつ点鼻薬で、くしゃみと鼻汁の症状緩和に即効性があります。

■中枢性鎮咳薬-1
脳の咳中枢を抑えて、咳を止めます。どちらかというと、痰の少ない空咳向きです。

■中枢性鎮咳薬-2
麻薬性なので咳中枢に強力に作用します。咳のひどいときに処方されます。

■気管支拡張薬
子供の気管支炎などで、ゼーゼーする咳などの症状を緩和します。

■気道粘液修復薬
気道の粘液の分泌異常を修復して、痰を出しやすくします。

■気道潤滑薬
気道粘膜の潤滑を促進して去痰効果を発揮するお薬です。

■気道分泌促進薬
気道の分泌液を増やし、痰の粘りを無くして吐き出しやすくします。

■気道粘液溶解薬
気道の痰を分解・溶解させて、線毛運動も促進させます。

■消炎酵素薬
酵素の働きで炎症を鎮めて痰の粘性成分も分解します。

■界面活性薬
界面活性作用で痰の表面張力を弱め、粘着力を無くします。

■テオフィリン製剤
規則的に服用することにより、気管の炎症や収縮などを防ぎます。

■β刺激薬
気管支を広げる為の貼り薬は作用時間が長いので、明け方の発作用に適します。

■抗コリン薬
気管支拡張作用を持つ吸入薬で、予防目的や症状悪化時に補助的に使用します。

■抗コリン薬(吸入)
慢性閉塞性肺疾患(COPD)に、処方されます。気管支を広げて呼吸を楽にします。

■β2刺激薬(吸入)
すばやい効果が期待できる気管支拡張薬です。

■ステロイド薬(吸入)
気管支拡張薬で効果不十分な場合に、ステロイド吸入薬の併用が考慮されます。

■β2刺激薬(その他)
飲み薬や貼り薬の気管支拡張薬もあります。

■テオフィリン製剤
有効成分「テオフィリン」の徐放製剤で、吸入薬で効果不十分な場合に併用します。

■鎮咳薬
咳のひどいときに、処方されます。痰の切れをよくする去痰薬です。

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