トップページ > 「救急薬剤師」養成へ…災害現場で活動
【引用ニュース】
岡山大学病院は、大震災後、岩手県陸前高田市などに医師や看護師を派遣。薬剤師も同行した。被災地では、カルテや薬手帳を津波で流された患者が多かったことから、薬の飲み合わせなどに高度な知識を持ち、医師に的確に助言できる薬剤師を育てることにした。 同病院が、重症患者を受け入れるために昨年10月に開いた「3次救急センター」で、救急薬学分野を学ぶ学生や大学院生の実習を行う。将来は、病院や薬局で働く薬剤師の再教育もする。
(2012年1月5日 読売新聞)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120104-00000058-yom-soci
3月11日の震災から8カ月。
震災後は、多くの薬剤師がすぐにでも現場に行きたい!って思いましたよね。
実際にボランティアとして行かれた方も多くいます。
災害時の、まして想定外の大震災の現場では、通常の薬剤師としての業務では判断がつかないことのほうが多いわけです。
なので、安易に災害現場に薬剤師が立ち入ることは慎まなければいけません。
それだけに、きちんと知識と経験を積んだ薬剤師が救急現場に加わるとしたら?
その意味は大きいと思います。
でも、救急医療の現場に薬剤師が加わることを医師たちはどう見ているのかが気になりますよね。
この疑問について、以前、日本救急医学会理事の有賀先生がインタビューでこう答えていらっしゃいました。
「救急の現場に薬剤師がいなかった時にはそれが当たり前だと思っていましたが、いざ薬剤師のいる状態を経験すると、いない状態は考えられなくなります。一緒にカンファランスや回診をしながら薬剤師とディスカッションしますが、患者の病態や代謝・排泄機能から適切な薬剤の投与量や投与ルートなどの情報を迅速に提供してくれます」
薬剤師として、有賀先生の言葉は本当にうれしいですよね。
今後はますます薬剤師の活躍の場が広がる予感です。