
「薬剤師過剰時代が来る」と言われています。 先ごろまとめられた厚生労働科学研究「薬剤師需給動向の予測に関する研究」の2010年度総括研究報告書によると、薬剤師の需給はほぼ必要数を充足しており、将来に薬剤師需要が大きく拡大するとは考えにくいとの見解を示しました。 一体なぜ、このように薬剤師の数が過剰になってしまったのでしょうか? ひとつには、薬学部の新設ラッシュがあげられます。 医薬分業の進展、ドラッグストアの増加など、需要が増えるという予測の元に薬剤師数は増え続けてきましたが、思ったほど需要が増えなかった事が原因と言われています。 もうひとつが、ドラッグストアにおける登録販売者制度。 これは実 [...]
薬剤師には様々な業種がありますが、では実際の給与面はどうなっているのでしょうか? 業種別に調査した資料がありますので、見ていきましょう。 まずは、病院の給料・年収です。初任給で月20万円~25万円、年収(初年度)で300万円~350万円が相場だそうです。民間の病院より、公立の病院の方が一般に給料は高くなっています。 次に、調剤薬局の給料・年収を見てみましょう。 初任給で月22万円~30万円、年収(初年度)で350万円~400万円が相場だそうです。 管理薬剤師になれば、一般の会社の管理職の水準に上がります。 また、薬剤師の不足している地域では、高くなる傾向にあります。 ドラッグストアの給料・年収 [...]
世界の薬局は、日本とはどう違うのでしょうか? まずは、アメリカ。 なんと言ってもドラッグストア発祥の地です。 薬以外の日用品や食品も販売するドラッグストアは今では日本でも浸透していますが、1970年代ころまではまさにアメリカならではの光景でした。 アメリカの薬局はすべて調剤薬局です。 ここで店頭医薬品と処方箋医薬品を両方扱います。 日本との大きな違いは、保険でしょう。 国民皆健康保険の日本と違い、アメリカでは保険は任意となっています。 したがって医師から処方箋を渡された時、保険の加入者は自己負担金を負担するだけで購入できますが、未加入者は全額自己負担となります。 次は中国です。 なんと言っても [...]
皆さんが子供だった頃、お薬はお医者さんの窓口でもらうのが普通でした。 注射で泣いてる子はおまけを貰ったり。 私はカエルの指人形(コーワ製薬のケロちゃん)を覚えています。 ところが最近は病院では処方箋だけを発行してもらい、任意の調剤薬局で薬を買うスタイルが定着しています。 これを「院外処方」と呼びます。 また、調剤の業務を病院から薬局に分担することを「医薬分業」と呼びます。 では、どうしてこうしたスタイルが定着したのでしょうか? これには「薬価差益」が関連しています。 薬価というのは厚生労働省が定める薬の値段の事です。 病院や薬局は、薬を原価で仕入れて販売します。 この薬価と原価の差を「薬価差益 [...]
今やライフラインと言えるほどに広まったインターネット。 薬剤師の仕事にも、インターネットは当然利用されています。 まずはインターネットをデータベースとして利用することがあげられます。 薬剤師が必要とする様々な情報を、データベースとして自由に検索・参照することができます。 代表的なものに、薬の情報を調べる事ができる検索サイトがあります。 ここでは、薬効や成分、製品名などの条件を与えて検索します。 次に医療用医薬品の公定価格を表す薬価の検索サイト。 厚生労働省が毎年発表する薬価基準を元に作られています。 また、後発医薬品(ジェネリック医薬品)のチェックも同時に行う事ができます。 また、非常に限定し [...]
これからの薬局の業務で増やしていかなければいけない業務の1つに在宅があると思います。高齢化社会が進む中、薬局の薬剤師ができる仕事を増やしていく必要があります。私は、グループホームを訪問して複数の入居者の方の薬を管理させていただいています。日常業務にプラスしてグループホームを訪問しているので仕事量は増えますが、楽しい仕事でもあります。 薬局の収入のことを考えると、これからは必要な業務となってくるでしょう。医療費が削減されていくなか、会社の収入を減らさないためにも、在宅・介護といった分野に入っていくことは、これからは不可欠になってくると思います。 ただ、収入のことだけを考えて在宅や介護の仕事をはじ [...]
医薬分業の業態が当たり前になった現在、次の段階として調剤薬局の在り方として点分業と面分業のどちらが適切かという議論が起こっています。 点分業とは主にひとつの医院からの処方せんを受ける事を指すのに対し、面分業とは医院を限定せず広い地域からの処方せんを受ける事を指します。では、それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。 まず点分業ですが、調剤薬局側のメリットとしては、まずひとつの医院からの処方しか取り扱わないために、見慣れない処方が発生する事が少なく、在庫管理を比較的正確に行える事があげられます。これにより、調剤薬局の大きな問題である不良在庫(デッドストック)の発生も防ぐ事が容易となります [...]
医療の領域における大きな課題のひとつに、医療費の削減があります。薬価差益により利益が生ずる仕組みのために「薬漬け医療」が発生し、投薬すればするほど、また検査すればするほど医療機関が儲かる構造が生まれました。これを是正する目的で導入されたのが、包括医療制度(DPC)です。まるめ医療と呼ばれる事もあります。 2003年に一般病棟の入院患者を対象に取り入れられはじめ、資料によれば2010年4月には約1300施設に導入されています。どんなに投薬しても検査をしても、医療機関が保険者に請求できる診療報酬の金額は病気の種類や入院日数などによってあらかじめ金額が決められている制度です。これにより一定の金額以上 [...]
第3回 このままでは危うい!?グローバル化できない日本の薬学界
薬剤師の「今」そして「未来」 | 12.05.16
薬剤師の「今」そして「未来」 | 12.05.11
第1回 これから薬剤師を目指す人も現役の薬剤師も 知っておくべき日本の薬剤師事情
薬剤師の「今」そして「未来」 | 12.05.07
薬剤師に関する情報 | 12.04.26
薬剤師に関する情報 | 12.04.25


「在宅支援薬局」リスト 県薬剤師会が冊子・HPで紹介 – 信濃毎日新聞
漢方研究成果、後世に 篠田薬局が県薬剤師会に貴重品贈る – 岐阜新聞
在宅患者を支援、「在宅医療支援薬局」リスト 県薬剤師会が作成 – 信濃毎日新聞