
調剤ミスは死に至ることもあるだけに、薬剤師として決してあってはならないことです。しかし、人間ですからミスが絶対にないとは言い切れないのも事実です。 そこで調剤ミスを防ぐためにも大切な薬剤師の仕事のひとつが「監査」になります。もしも調剤ミスがあったとしても、きちんと監査をしていれば重大な事故を未然に防いだケースも過去にありました。 2011年8月、調剤ミスにより75歳女性が死亡し、薬剤師2人が書類送検されたのは記憶に新しいところです。 薬剤師が胃酸中和剤を調剤すべきところ他の薬剤を調剤。 管理薬剤師は調剤ミスの報告を受けながらも、服用中止の指示や薬剤を回収しなかった結果、服用した女性が死亡したわ [...]
薬剤師も人間ですからミスはあり得ます。 しかし、ミスの内容によっては患者さんの命にかかわるだけに、本来はミスが許されない仕事でもあります。 2004年4月に厚生労働省が公表した全国82の特定機能病院(大学の付属病院など高度な医療技術を持つ病床数500床以上の医療機関)の医療事故は、約2年間で15,000件にものぼったそうです。 そのうち、387件は死亡や重体などの重篤状態でした。 この件数が多いか少ないかは別として、この数字は自己申告ですので、実際にはもっと多くの医療事故が発生しているはずです。 では、重篤に至るのはどのような調剤ケースが多いのでしょうか。 「不可逆・重篤」な障害を起こす可能性 [...]
ある患者さんから、こんな質問をされたことがあります。 「お医者様や栄養士さんは“先生”と呼んでいるけど、薬剤師さんもやっぱり先生なのかしら?」 患者さん側から見ると、薬剤師のことを「先生」と呼んでいる方は少ないようです。 しかし、医療従事者の中には「薬剤師も先生と呼ばれて当然」とする声が意外と多いのです。たとえ資格を取ったばかりの薬剤師であっても、です。 では、その理由はなんなのでしょうか? まず薬剤師は国家資格であり、現在では医学部と同じく6年制になったことからも、医師と同等であると考えているようです。 確かに薬剤師という仕事の責任はとても重く、調合や投与を間違えれば患者さんが死に至ることも [...]
フィジカルアセスメントとは、患者さんの体に直接触れて触診を行ったり、患者さんを観察したり対話をする聴診や打診を行うことで、患者さんの症状や状態を把握する医療行為です。 たとえば、転倒して来院した際、 「どこかに損傷を受けていないか?」 「骨折はしていないか?」 といったことを触診によって診断したり、転倒により胸が苦しい場合は、呼吸がゼーゼーしていないかなどを聴診したりすることで診断します。 こうしたフィジカルアセスメントは、これまで医師や看護師の領域とされていました。しかし、最近では薬剤師も積極的に医療現場に出て情報を入手するためのフィジカルアセスメントが求められるようになってきています。 そ [...]
調剤したお薬をお渡しする際、患者さんからよくこんな言葉を聞くことがあります。 「この薬は副作用の心配はありませんか?」 薬剤師はお薬の専門家ですが、医師ではありません。 ですので、薬の効果や副作用について説明をするのは、あくまでも患者さんを直接診る医師の役割です。医師法第17条にも「医師でなければ、医業をなしてはならない」とありますので、医師が行う服薬指導と薬剤師が行う服薬指導とでは、当然、その内容と位置づけは異なります。 では、薬剤師が行う服薬指導の位置づけや効果的な指導法、心構えはどのように考えればよいのでしょうか。 その大前提には、「独自性を持つことは大切だが、決して独善的であってはなら [...]
医師の処方箋に必ずしもミスがないとは限らず、こうしたミスを未然に防ぐのも薬剤師の重要な役割です。 薬剤師法第24条には、「その疑わしい点を確かめた後でなければこれによって調剤してはならない」とあります。 ミスを未然に防ぐためにも、「これって変だわ」と感じたら、薬剤師は医師に疑義照会をしなければなりません。 薬剤師の中には、「医師のほうが自分より立場が上なので疑義照会しにくい・・・」などという人もいます。でも、疑義照会をしなかったばかりに、患者さんが命を落としてしまうケースだってあり得るのですから、薬剤師にとっての疑義照会は重要な仕事です。 では、実際に疑義照会がどの程度行われているのでしょうか [...]
良い薬剤師、悪い薬剤師の基準は大雑把にいえば、患者さんに対し親身に接し、薬の専門家として的確なアドバイスをしてくれる人なのではないでしょうか。 患者さんに対し、「いつから、どんな症状なのか? 他に服用している薬やサプリメントはあるのか?」など、具体的にその方の症状やプロフィールを聞いた上で、用法用量や養生法をお伝えするのが薬剤師です。 それは、患者さんの状態を知らなければ、果たして医師の処方箋に間違いがないかを発見することができないからです。 「なぜ、医師がこの薬を選んだのか?」を見極めるのは薬剤師の重要な役目です。 ですので、処方箋を見て何の疑いもなく調剤するような薬剤師は、決して良い薬剤師 [...]
薬学部を出ていても薬剤師の資格を持っていない人は少なくありません。 では、薬の知識はあるけれど薬剤師の資格を持っていない人が、どこまで薬剤師の助手行為をすることができるのでしょうか。 薬剤師法第19条には、「薬剤師でない者は、販売又は授与の目的で調剤してはならない」とあります。 となると、明らかに調剤行為は販売であっても授与であっても、薬剤師の資格が無ければ認められません。では、レセコンの入力やピッキングなら調剤行為とはいわないのでしょうか? 街の調剤薬局の中には、白衣を着た一見薬剤師風の事務員が調剤室に出入りし、棚から薬を取り出して調剤している姿を見かけることがあります。とある医療事務の専門 [...]
薬剤師に限らず、仕事をする上で業務を効率化することは重要です。 では、薬剤師の場合、どのような業務で効率化をすればいいのでしょうか? 効率化が必要だという声が多い業務の代表選手が、「医薬品の在庫管理」だと言われています。これまで医薬品の在庫管理が効率化できなかったのには、以下の2つが大きな要因になっていました。 1. ジェネリック医薬品等、在庫種類の数が年々増えている 2.日々の調剤業務に追われ、在庫管理まで手が回らない 在庫管理しなければならない薬品数の多さは、大きな病院ともなればその数1,500種類にものぼると言われています。しかも、病院の規模が大きくなるほど、薬品を保管する場所も多くなり [...]
今や薬剤師もITスキルがなければ仕事ができない時代になりつつあります。 電子薬歴、 在庫管理システム、 調剤業務の機械化、 などを導入し、使いこなすことで、業務の効率化と調剤業務の安全性を高めることができます。 そこで、薬剤師としてプラスαになる、パソコン用ツールについてまとめてご紹介しましょう。 ●薬局業務支援ソフト 以下の4つの機能がパッケージされています。 1. 後発医薬品を調剤した際に処方医向けの情報提供書を作成 2. ヒヤリ・ハット事例を記録しておく 3. 薬局従業員の研修記録や研修計画書を作成 4. 一般医薬品の説明文書を登録・印刷 ●薬の飲ませ方などを書いたお薬手帳シール 30種 [...]
第3回 このままでは危うい!?グローバル化できない日本の薬学界
薬剤師の「今」そして「未来」 | 12.05.16
薬剤師の「今」そして「未来」 | 12.05.11
第1回 これから薬剤師を目指す人も現役の薬剤師も 知っておくべき日本の薬剤師事情
薬剤師の「今」そして「未来」 | 12.05.07
薬剤師に関する情報 | 12.04.26
薬剤師に関する情報 | 12.04.25


「在宅支援薬局」リスト 県薬剤師会が冊子・HPで紹介 – 信濃毎日新聞
漢方研究成果、後世に 篠田薬局が県薬剤師会に貴重品贈る – 岐阜新聞
在宅患者を支援、「在宅医療支援薬局」リスト 県薬剤師会が作成 – 信濃毎日新聞