
薬局も販売業のひとつ。仕入れと在庫管理が日々の重要な仕事となります。 しかも、ほとんどの医薬品に使用期限があるため、不良在庫(デッドストック)に悩まされる事も多いです。 数年前の新型インフルエンザ流行時の事ですが、シーズンオフに大量のタミフルのデッドストックができてしまったというニュースは記憶に新しいところです。 デッドストックが生まれるのには、いくつかの要因があります。 あまり使用される機会がない医薬品が処方された場合、患者が一人でも仕入れなければならず、以降使用する機会がないままデッドストックとなるケース。 これには、仕入の際にある一定数をまとめて包装する「最小包装」も起因しています。処方 [...]
薬剤師としてスキルを磨くには、やはり 新人時代に勉強の仕方を確立しておく のが、一番大切だと言われています。 それでは、どのような内容をどのように勉強すればいいのでしょうか? 即現場で必要となるのは、薬剤師という仕事をする上で必要な専門性の高い知識です。 具体的には以下のような知識となります。 ・新しく発売された新薬の知識 ・改訂された薬事法や薬剤師法などの法律の知識 ・服薬指導の在り方 ・薬歴の管理方法、処方解析 これ以外にも、店舗勤務の薬剤師であれば在庫管理と在庫システムに関する知識や会計管理、会計システムについても勉強が必要でしょう。 薬に関する知識については、わからない薬があれば『今日 [...]
今回はジャンル別 薬剤師のスキルアップに役立つ本を紹介します。 薬剤師必携の処方薬ガイド&診療指針 『治療薬マニュアル 2011』 高久史麿/矢崎義雄 (監修)、 北原光夫/上野文昭/越前宏俊 (編集) 治療薬情報を網羅した年鑑の最新版。 膨大な数の薬の添付文書情報が分かりやすく整理されています。 各領域の専門医による実践的な臨床解説も。 2010年中に発売された新薬を含む、ほとんどすべての医療用医薬品が収録された薬剤師必携の1冊。 先発品と後発医薬品の効能・効果の違いもまとめられています。 『今日のジェネリック医薬品〈2011‐2012〉』 増原慶壮/北村正樹/「今日の治療薬」編集室 (編集 [...]
薬事法といえば薬剤師にとって欠かせない法律のひとつです。 昭和23年に公布されて以来改正を繰り返し、昭和35年に今のような形が整いました。 この法律の目的は、第1条で以下のように定められています。 (目的)第1条 この法律は、医薬品、医薬部外品、化粧品及び医療機器の品質、有効性及び安全性の確保のために必要な規制を行うとともに、指定薬物の規制に関する措置を講ずるほか、医療上特にその必要性が高い医薬品及び医療機器の研究開発の促進のために必要な措置を講ずることにより、保健衛生の向上を図ることを目的とする。 つまり、「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」「医療機器」の4つについて、その安全性と体への有効性 [...]
OTC(Over The Counter drug)薬とは、ドラッグストアなどで買えるような「一般用医薬品」のことです。これまで医薬品の中では、“その他の医薬品”に分類されていた総合感冒薬などの大衆薬が、2006年の 薬事法改正により一般用医薬品(OTC薬)として定義され、ドラッグストアなどでも手軽に買えるようになりました。 OTC薬は一般用医薬品ですので、医師が処方する「医療用医薬品(医薬品)」とは、さまざまな点で異なっています。 たとえば、医療用医薬品は「単味剤(たんみざい)」と呼ばれ1錠に1種類の有効成分しか含まれていませんが、OTC薬は「配合剤」と呼ばれ1錠にい くつもの有効成分が含ま [...]
処方箋が必要なくても購入する事ができる医薬品を、カウンター越しに薬を販売する(Over The Counter)という意味から「OTC医薬品」と呼びます。 最近薬剤師の求人広告に「OTCコンサルティング販売」という文字を見かけることがあります。これはどんなものでしょうか? 「OTCコンサルティング販売」とは薬局やドラッグストアに来るお客さんから症状を聞き、その症状に見合った医薬品を見つけて販売することです。 これを実現するためには、幅広い商品知識・的確に症状を聞きだすコミュニケーションスキル・症状から正確な対処を導き出す薬学的知見などが要求されます。 では、お客さんはどんな事を聞いてくるのでし [...]
医薬品の中には「ハイリスク薬」と呼ばれる一群があります。文字通り、リスクの高い薬の総称です。 「ハイリスク薬」の定義は医療機関や企業によって異なりますが、特に安全管理が必要な医薬品(特定薬剤)を一般的に「ハイリスク薬」と呼んでいます。 その内容は以下となります。 ・抗悪性腫瘍剤 ・免疫抑制剤 ・不整脈用剤 ・抗てんかん剤 ・血液凝固阻止剤 ・ジギタリス製剤 ・テオフィリン製剤 ・カリウム製剤(注射薬に限る) ・精神神経用剤 ・すい臓ホルモン剤 ・抗HIV薬 これらの医薬品は投与時に特に注意が必要とされ、難病に対処するための医薬品や、効き目が非常に強く副作用の危険性が高い医薬品などが含まれてます [...]
今日は薬局で使用される機器、いわゆる調剤機器についてお話します。 一口に調剤機器と言っても、大きく分けて調剤用・製剤用・薬局方試験用などに分類されます。 調剤用機械器具は、調剤台・錠剤台・上皿天秤など伝統的に薬局で使用されているものから、まとまった薬剤を小さい単位に分包する機械自動分割分包機・生薬分包機、錠剤を包装する全自動錠剤包装機といった自動化された包装用の機器、電子天秤・薬液用滅菌機などの近代的な技術を用いた機器があります。 製剤用機械器具は、粉末剤を混合する粉体混合機・顆粒剤を作る造粒機・カプセル充てん機などの乾性製剤用、均一に攪拌するためのホモジナイザー・乳液を作る乳化装置などの湿性 [...]
薬剤師の主な業務のひとつに、医療機関や福祉関連施設での服薬指導があります。 その一環から生まれた簡易懸濁法についてお話したいと思います。 経管栄養チューブを介して投薬する場合、処方箋に「つぶし」と記載されている場合があります。 この「つぶし」処方箋を受け取った薬剤師は、可能であれば錠剤をつぶしたりカプセルを開封して調剤しています。 簡易懸濁法は「つぶし」の処方であっても錠剤をつぶしたりカプセルを開封したりしないで、投与時に錠剤・カプセル剤をそのまま水に入れて崩壊・懸濁させる方法です。 カプセルを溶解させるために、水の温度は約55℃とします。 通常カプセルは37℃前後(人の体温ですね)で10分間 [...]
医薬品は、病院で発行された処方箋で購入する「医療用医薬品」と、処方箋が必要なく薬局で購入する「OTC医薬品」とに分類されています。 OTC医薬品とは「Over The Counter」の頭文字を取ったもので、カウンター越しに薬を販売するという意味からこのように呼称する事となりました。 薬事法の改正により、2009年6月からOTC医薬品の販売方法が変わりました。 OTC医薬品は、その取扱の違いから第1類から第3類に分類されます。 第1類医薬品は、副作用・相互作用等の項目で安全性の上で特に注意を要するもの、一般用医薬品としての使用経験が少ないものなどが分類されます。 文書での情報提供が義務づけられ [...]
第3回 このままでは危うい!?グローバル化できない日本の薬学界
薬剤師の「今」そして「未来」 | 12.05.16
薬剤師の「今」そして「未来」 | 12.05.11
第1回 これから薬剤師を目指す人も現役の薬剤師も 知っておくべき日本の薬剤師事情
薬剤師の「今」そして「未来」 | 12.05.07
薬剤師に関する情報 | 12.04.26
薬剤師に関する情報 | 12.04.25


「在宅支援薬局」リスト 県薬剤師会が冊子・HPで紹介 – 信濃毎日新聞
漢方研究成果、後世に 篠田薬局が県薬剤師会に貴重品贈る – 岐阜新聞
在宅患者を支援、「在宅医療支援薬局」リスト 県薬剤師会が作成 – 信濃毎日新聞