1.   >  
  2.   >  
  3.   >  
  4.   >  
  5. 意外と多い企業薬剤師の職種と、その主な仕事内容について

意外と多い企業薬剤師の職種と、その主な仕事内容について

薬剤師の就職先は、病院・調剤薬局などの医療機関、国家公務員、そして製薬会社などの企業に大別できます。最も割合が多いのが医療機関で、その次が企業への就職です。

296_01

では、企業における薬剤師の職種にはどんなものがあるでしょうか?

1. 製薬会社・医薬品卸の管理薬剤師

薬局には管理薬剤師を置く事が義務付けられており、製薬会社・医薬品卸も同様です。その業務内容は会社によってまちまちで、主には以下となります。

  • 監督官庁への対応、許認可申請の届出(行政対応)
  • 医薬品の使用期限や品質に対する管理(在庫管理)
  • ドラッグインフォメーション(問合せ対応)
  • 教育研修

他の業務との兼務となっている場合もあります。

東京都内ですと、同じ業種での管理薬剤師 経験が無い場合年収300~400万円の求人が多く見られます。

同じ業種での管理薬剤師の経歴があったり、外資系企業で英語などスキル面でプラスαがあれば年収500万~700万円という求人も見つけられました。

実際の管理薬剤師の薬剤師求人(2017年2月16日時点)

こちらは、転職サイトに掲載されていた創業90年をこえる医薬品卸での管理薬剤師の求人です。

残業なし、未経験歓迎となっている、非常に珍しい求人といえます。

※参照:薬キャリ

2. 治験コーディネーター(CRC)

治験を行う施設において、その進行のサポートをするのが治験コーディネーターです。

欧米では必要不可欠な職種として認知されていますが、日本でも近年重要視されてきています。

施設内では患者と直に接する事になり、治験の内容を説明したり、時には不安を和らげるための相談相手になる事もあります。

看護師や臨床検査技師の資格を持つ人がなる場合もありますが、薬剤師の場合は新薬に関する情報提供薬剤部との調整など、薬の専門家としての役割が求められます。

都内ですと年収400万~500万円の求人が多く見られました。ただし、経験によっては600万以上という高年収が望める求人もいくつか見つけられました。

実際の治験コーディネーター(CRC)の薬剤師求人(2017年2月16日時点)

こちらは大阪の求人です。

社会人経験1年以上ある薬剤師であれば、実務経験なしでも応募できるそうなのですが、年収がなんだかスゴい!なんと最高で年収1,000万円以上も可能だとか。(訳あり求人でしょうか!?)

給与モデルには、20代/経験6年で年収640万円 、 30代/経験10年で年収950万円と書かれています。それでもすごい…

※参照:薬キャリ

3. 臨床開発モニター(CRA)

臨床試験がGCP医薬品の臨床試験の実施に関する基準)に従って正しく実施されていることを確認する業務全般を行います。具体的には以下の業務内容です。

  • 医療機関の選定・契約手続き
  • 計画書に従ったモニタリングと進捗管理
  • 文書管理
  • 治験薬の管理

医薬品開発の各工程がスムーズに行われるために、重要な役割を担っていると言えるでしょう。

東京都内では経験などにもよりますが、概ね年収は400万~800万となっています。

実際の臨床開発モニター(CRA)の薬剤師求人(2017年2月16日時点)

こちらは港区の治験企業のCRA(モニタリング)業務の求人です。

キャリア形成のため20代募集となっておりますが、CRA未経験でも応募可能となっています。

土日休みで、残業なし!という好条件ではありますが、英語力はライティング・リーディングともに必須のようです。

※参照:薬キャリ

4. 学術担当(DI業務)

医薬品情報Drug Information)に関わる業務をDI業務と呼びます。

医薬品の開発過程から服用までのあらゆる局面において存在し、情報を必要とする人に対し加工・提供することが役割となります。

日々提供される膨大な医薬品情報の収集・分類・整理・管理を行い、必要に応じて企業内のみならず外部の医療機関や研究機関などへ提供する事もあります。

前述の管理薬剤師がDI業務を担当する場合もあります。

都内では年収は400万円前後となっているようです。

実際の学術担当の薬剤師求人(2017年2月16日時点)

大手製薬会社での学術担当業務です。2017年4月入社できるかた大募集なので、年間通して巡り合える求人ではないという事ですね。

学術部門の経験はなくとも、安全管理部門での勤務経験医薬品コールセンター業務経験MR研修の経験なども活かせます。

※参照:薬キャリ

5. メディカル営業(MR・MS)

医薬情報担当者(MR)

MR(Medical Representatives)は、担当エリアの病院や薬局を回って自社の薬の営業活動を行い、その薬の適正な使用に向けて様々な情報を医療従事者に提供する事が主な業務です。

薬学部以外の学部の出身者がMRになる事もありますが、薬剤師の場合はその専門知識を活かしたより高度な情報提供を行う事が求められます。

また、医薬品を実際に使用した臨床現場の情報を自社に持ち帰るという役割も担っています。

医薬品卸販売担当者(MS)

MS(Marketing Specialist)は、病院・診療所・調剤薬局といった医療機関に対して、製薬会社が製造した医薬品の価格交渉を含めた販売活動医薬品の適性使用や安全性などの情報提供を行います。

MRもMSも、ほとんどが新卒もしくはキャリア採用のため、他職種から転職を考えている薬剤師には厳しい状況となっています。

おわりに

あなたがチャレンジしてみたい企業薬剤師の仕事はありましたか?

このように製薬企業だけでも、薬剤師の職種は多岐に渡ります。それぞれの得意分野に応じて選択肢が多く存在する事が、企業薬剤師の特徴と言えます。

「薬剤師の転職相談所」の購読は
Twitter、Facebook、LINEが便利です

当サイトは、「あした仕事で使う知識を学べる」薬剤師専用のハウツーサイトです。
facebookまたはtwitter、LINEで最新情報をチェックして、職場の同僚と差をつけよう!

薬剤師転職サイトランキング ベスト5

転職や復職をお考えのあなたに、薬剤師の転職相談所の管理人おすすめの転職サイトをご紹介します。

薬キャリ 詳細はコチラ
マイナビ薬剤師 詳細はコチラ
薬剤師転職ドットコム 詳細はコチラ
4位 ファルマスタッフ 詳細はコチラ
5位 リクナビ薬剤師 詳細はコチラ

もっと詳しく知りたい方は、「薬剤師の転職サイトランキングBest5」をご覧になり、自分にあった転職サイトを探してみてください!

管理人について

現役薬剤師・エリコ

都内の調剤薬局に勤務中。

当サイトは、日々奮闘している薬剤師さんに代わって、すぐに役立つ薬剤師の情報やキャリアアップにつがなる情報、転職情報などを収集し、発信するサイトです。

facebook twitter

※ 現在、記事作成を手伝っていただける在宅ライターを募集しております。詳細はこちらをご覧ください。

薬剤師の転職サイト比較ランキング

「転職サイトって一体どこを選べばいいの・・・?」という薬剤師さんのために、評判が良くて人気が高い、代表的な転職・求人サイトを比較してランク付けしました。

  • 薬キャリ(エムスリーキャリア)
  • マイナビ薬剤師
  • 薬剤師転職ドットコム
  • ファルマスタッフ
  • リクナビ薬剤師
RANKINGランキング