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  5. 大手調剤薬局の売上ランキングと上位薬局の特徴

大手調剤薬局の売上ランキングと上位薬局の特徴

調剤薬局は、中小企業が乱立している状態ですが、調剤報酬の引き下げや異業種からの参入など、調剤薬局を取り巻く経営環境は大きく変化してきています。

その流れの中で、大手調剤薬局チェーンは生き残りをかけ、M&Aや業務・資本提携などを行い、積極的に業務拡大に取り組み、業界再編の動きは、ますます活発化しています。

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今回は、そんな大手調剤薬局チェーンの売上ランキング、事業特徴、さらに薬剤師の求人情報を見ていきたいと思います。

大手調剤薬局 売上ランキング

まずは大手調剤薬局チェーンの売上ランキングを見ていきましょう。

エムスリー株式会社が運営する薬剤師向け情報サイト「薬キャリPlus」では、最新の調剤薬局売上げの上位10社をランキングで発表しているので参考になります。

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※参照:薬キャリPlus

クラフト株式会社は、大手調剤薬局ですが、株式非公開のためランキングには入れていないようです。

イオンリテール株式会社東邦ホールディングス株式会社スズケンも、調剤・小売分野の売上比率が低いため除外されています。

株式会社アインファーマシーズ日本調剤株式会社クオール株式会社総合メディカル株式会社、これら上位4社は前年より売上を伸ばし、売上高1,000億の壁を超えています。

 

この1,000億超えの大手調剤薬局にはどういった特徴があるか気になりますね。薬剤師の求人情報についても調べてみたので一緒にチェックしてみましょう。

売上上位にランクインした調剤薬局の特徴

1位 アインファーマシーズ

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※参照:アイングループHP

調剤薬局売上No1のリーディングカンパニー

1969年8月設立。札幌市に本社があり、全国で調剤薬局事業とヘルス&ビューティー事業を行っています。

門前型の調剤薬局に加え、医療モールの開発による薬局出店にも力を入れており、新規出店とM&Aにより、毎期100店舗前後の出店を目指しています。

「健康拠点としてのサービス」を全国に提供するため、OTC医薬品や健康食品の充実、血圧計の設置など、調剤が必要ない患者さんにも健康相談で利用してもらえる店舗づくりをしています。

また、在宅医療は300を超える店舗で取り組んでいます。

調剤についても、業界に先駆けてIT技術を取り入れ、調剤過誤防止システム、散剤監査システム、自動ピッキング機、自動水剤分注機など設備を整え、より安全で安心な調剤を行うための対策を行っています。

2012年よりスマートフォンを利用した電子お薬手帳である「アインお薬手帳」のサービスを開始しました。

薬剤師は、未経験からキャリアまで継続した教育が受けられます。また、社長自ら、着実な昇給もあると明言しています。

※アインファーマシーズの評判を知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

 

実際のアインファーマシーズの求人内容をチェック

さて、アインファーマシーズが気になった方に現在(2015年9月)募集している求人をご紹介します。

東京駅にあるアクセス抜群の薬局

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薬剤師には貴重な土日祝休みの求人です。

東京駅構内にある薬局なので雨に濡れることなく通うことができる点も魅力的ですね。

正社員と契約社員の募集をしており、調剤業務未経験の方も歓迎しています。

※参照: マイナビ薬剤師

 

2位 日本調剤

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※参照:日本調剤HP

自社ジェネリックを持つ大手調剤薬局チェーン

1980年創業。「医薬分業」の推進を企業理念として、全国47都道府県の主に大型総合病院の門前に調剤薬局を構えています。

調剤に関しては、最先端のIT技術を活用しており、いち早く生体静脈認証システムを採用し、調剤業務の透明性を確保することに努めています。

在宅医療への取り組みや、介護施設向けの調剤管理も積極的に推し進めています。

日本調剤グループでは、ジェネリック医薬品の製造・販売を行っており、他の企業にはない大きな特色といえます。

日本調剤も、独自の電子お薬手帳である「お薬手帳プラス」というサービスを開始しています。特に便利な機能として、「処方せん送信機能」があり、調剤の待ち時間を短縮することが出来ます。

薬剤師には充実した教育システムが保障されており、福利厚生の待遇が手厚いと言われています。

※日本調剤の評判を知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

 

実際の日本調剤の求人内容をチェック

それでは、日本調剤の求人もみてみましょう。

港区広尾にできた新しい薬局

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正社員で一般薬剤師と管理薬剤師の両方を募集しています。

土日祝休みで残業もほぼなしと嬉しい条件が揃っています。

人員体制は、常時必要薬剤師数の120パーセントとなるよう考慮されているとのことです。

※参照:薬キャリ(エムスリーキャリア)

 

3位 クオール

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※参照:クオールHP

マンツーマン薬局と新業態薬局の2本柱で展開

1992年、調剤薬局の運営と医薬品の販売を目的として設立された企業です。

医療機関と1対1の信頼関係に基づくマンツーマン出店を基本に展開しており、地域や処方元医療機関の特性に合わせた店舗作りを行っています。

マンツーマン店舗以外にも、異業種とのパートナーシップによる新業態店舗の開発に力を入れているという特徴があります。

ローソンと提携したコンビニ併設型調剤薬局、ビックカメラ内での調剤薬局、JR西日本グループとの駅ナカOTC店舗など、新たな市場開拓にチャレンジしています。

サプリなどのオリジナル商品も開発しています。

在宅医療や施設訪問医療に取り組んでいる店舗も約100店舗あります。

『クオールカード』という、全国のクオール薬局で患者個々の情報を照会できるサービスを行っており、全店への導入を予定しています。

薬剤師は、オリジナルテキストを学習し、クオール独自の認定薬剤師の資格を受けることができます。糖尿病や高血圧など疾患別に取得でき、高度な専門知識を身につけることができます。

 

実際のクオールの求人内容をチェック

クオールの求人もみてみましょう。

人気エリア神宮前にある薬局

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明治神宮前駅から徒歩4分とお洒落な場所にある薬局なので、仕事終わりに買い物や食事を楽しめます。

科目は皮膚科、耳鼻咽喉科処方が多いようです。

福利厚生も充実しています。

※参照: リクナビ薬剤師

 

4位 総合メディカル

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※参照:総合メディカル株式会社HP

コンサルティングをベースに、医業経営のトータルサポート

1978年6月創立。本社は福岡にあります。

総合メディカルは、「そうごう薬局」を展開する他、病院経営コンサル医師転職開業支援などを行っています。薬剤師のための転職支援サイト「転職ゴリ薬」と、九州で働きたい薬学生のための就職応援サイト「就職ゴリ薬」も運営しています。

特徴として、「医薬分業」から一歩進んだ「医薬連携」という概念の元に、医療機関との情報交換を密に行える体制を整え、服薬情報など「患者さんの声」を含めた情報について医師にフィードバックするトレースレポートを作成しています。

お薬を飲めていない、思ったように薬物治療効果が上がらない患者さんの治療方針について医療機関と共に症例検討会なども行っています。

「みんなの健康ステーション」をめざし、在宅訪問はもちろん、学校薬剤師として地域貢献に努めた活動もしています。

オリジナルブランド「SOGO SMILE」のOTCやサプリメントの販売も行っています。

働く薬剤師には、多彩な教育研修はもちろん、結婚祝い金やレクリエーション施設の優待利用など福利厚生が充実しているようです。

 

実際の総合メディカルの求人内容をチェック

そんな総合メディカルの求人情報をみてみましょう。先ほどお伝えした通り、総合メディカルのは自社で転職支援サイトを運営していますが、今回の求人は何故かマイナビ薬剤師から見つかりました。

世田谷区にある木曜日休みの薬局

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京王線「千歳烏山駅」より徒歩3分とアクセスの良い薬局です。

日・祝に加えて木曜日が休みです。平日休みがあるので、有効に使えそうです。

科目は耳鼻科がメインです。

※参照: マイナビ薬剤師

 

大手調剤薬局にみられる特徴

ここまで売上の高い大手調剤薬局を紹介してきましたが、大手調剤薬局には、次の特徴が多くみられました。

  • 教育制度が整っている
  • 福利厚生が整っている
  • 調剤設備が充実している
  • 在宅医療を行っている
  • 独自の顧客サービスや取り組みを行っている

超高齢化社会に向けて、どの企業も在宅・介護への取り組みにも積極的な傾向にあります。

他にも、血圧計を設置する等、調剤だけでなく、予防や健康情報発信の基地として、社会に貢献できる存在を目指していることがわかります。

また、自社アプリの制作や自社製品・ジェネリックの開発、異業種との連携など企業ごとに異なる強みを持っていることも特徴でしょう。

おわりに

2016年4月には、また調剤報酬改定が控えています。かかりつけ薬局制度への議論や、ジェネリック医薬品の更なる拡がりなど、時代は刻々と変化を続けています。

大手であれば安心とは一概には言えませんが、企業努力を重ね、時代の流れに合わせて柔軟に対応できる力を持った企業が生き残ることでしょう。

調剤薬局はコンビニより店舗数が多いと言われているね。
コンビニ業界では、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートの3社が市場の80%を占めるのに対し、調剤薬局業界の場合、上位10社を足しても10%程度だと言われているよ。

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都内の調剤薬局に勤務中。

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