薬剤師の平均年収ってどれくらい?
統計データで見る、薬剤師の平均年収
薬剤師の平均年収を知るには、厚生労働省が提供している、「賃金構造基本統計調査」の調査データを見れば分かります。
賃金構造基本統計調査
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/chingin_zenkoku.html
2011年9月現在、薬剤師の平均年収は、500万円を軽く超える程度、高く見積もっても600万円には届かない程度になるようです。
しかし、これは職種を全部合計した場合の話です。たとえば自分の職種の平均年収を知りたいと思ったときは、薬剤師全体の平均年収のデータを見つけてくれば目的を果たせるとは限りません。
職種による違い、地域による違い、年齢や経験年数による違いも入ってきますね。
現在の日本はデフレと不景気がえんえんと続いている状況にあり、ありとあらゆる業界がそのダメージを受けています。年収や給与体系が年々悪化している業界も少なくないようですが、その中では薬剤師の年収は、ほとんど変化がないようで、安定感のある(数少ない)職業のひとつになっています。
性別によっても異なる薬剤師の年収
薬剤師の平均年収には、職種・地域・年齢・キャリア等の違いのほかに、性別による違いもあるといわれています。
男性の薬剤師に限って平均年収を算出すると、550万円を超えるようですが、女性の場合は500万円を大きく割ってしまいます。これには女性の方が結婚や出産のために一時的に仕事から離れる傾向が高いことも関係があるのかもしれません。
ただそれでも、昔から現在まで継続して、薬剤師は女性に人気のある職業のひとつですね。実際に、女性の薬剤師のほうが男性の薬剤師より多いのです。
薬剤師の平均年収を、年齢を基準にしてチェックしてみるとどうなるでしょうか?
職種・性別・地域に関係なく、初年度やまだ2~3年目の新人の場合は、平均して350~400万円となるようです(早ければ、3年目くらいで500万円に到達するケースもあるようですが……)。
45歳~50歳くらいになると、平均年収は800万円に近くなるようです。しかし、この時期を過ぎるともう伸び悩むという指摘もありますし、他の業界と比べたら、年齢を重ねてもあまり昇給しない傾向もあるといわれていますね。
医師と比較すると、薬剤師はコストパフォーマンスが悪い
薬剤師の平均年収は、働きはじめるまでにかかる学費等を考えると、あまり実入りがよいとはいえないかもしれません。特に、近い職業といえる医師と比較すると、不利に感じられるのではないでしょうか。昇給も、他の専門職と比較するとそれほど大きく期待できるとはいえません。
それでも、安定感があるといったメリットもありますし、トータルで考えるならば、薬剤師の年収や、薬剤師の給与体系はそう悪くはないのではないでしょうか。















